台風1号の影響
宮崎市は朝からどんよりとした曇空です。
以前にブログでも書きましたが、宮崎は雨があまり降らず、やや渇水気味です。
5月に入って少し雨が降るようになりましたが、水位が回復していないダムが多いです。
今年は台風1号が季節はずれに直撃のコースか?
と思い、少しは水位が大幅に回復するかなと期待しましたが、宮崎に大雨を降らすことなく、南よりに進路を変え、熱帯性低気圧に変わってしまいました。
現在の宮崎は蒸し暑く、ただ少し風が吹くだけという状態です。
湿度が高い分、かなり不快です。
開院1年間で矯正治療開始した患者さんの咬合状態
大学に勤務していたころは叢生の患者さんを治療することは少なく、
顎変形症の患者さん、症候群を持っている患者さんの比率が高かった印象があります。
先日開院から1年が過ぎました。
この1年間は、大学勤務時と違って顎変形症の患者さんや症候群を持っている患者さんはあまり来院されず、一般矯正の患者さんがほとんどでした。
特に自分の中では上顎前突の患者さんばかり来られた印象を持っていたので、実態はどうだったのか知るために治療を開始された患者さんの不正咬合の状態をまとめてみました。
上顎前突の患者さんが一番多かったですが、半分は超えていませんでした。
自分の中では6割を超えている印象を持っていましたがそうでもなかったようです。
逆に、まとめていて驚いたのが叢生の患者さんの比率です。
3分の1を占めていたのには気づきませんでした。
上顎前突の患者さんのインパクトが強くて、叢生患者さんの印象が薄まったのかもしれません。
今年の夏の電力需要
浜岡原発が稼働停止になりました。
九州にも玄海原発、川内原発があり、運転停止中の原子炉は再開の見込みが立っていません。
九州でも夏場の電力供給が不足する可能性が出てきました。
家族だけなら我慢させるのも可能ですが、診療時間中はどうしてもエアコンをつけることになると思います。
診療中に突然停電とか、診療日が計画停電という風になるとかなり困ります。
日刊スポーツのウェブ版には上の方に東京電力の現在の電力消費量が出ています。
九州電力の電力消費量もどこかで出してもらえると良いですね。
追加:ウィンドウズのガジェットに自分が住んでいる管内の電力会社の電力消費量と気温、今後の見込みがリアルタイムで出るようなものを誰か作らないかな。
停電しそうだったら、大急ぎでPCを保存してシャットダウンするので。
追加の追加:東京電力についてはガジェットがありました。
かつお
本日は日曜診療の振り替えで休診です。
昨日から宮崎市はかなり蒸し暑く、
昨日は30℃ちかく、
今日も27-8℃ぐらいあったのではないでしょうか。
さて、連休中は家族を連れて宮崎の中でいくつかの場所をまわっていました。
今はかつおのおいしい時期なのでかつおを食べに行こうということで、宮崎県の南部、日南市の南郷に行ってきました。
連休中は人も多く、待たされること1時間、かつおづくしの料理を満喫することができました。
かつおといえば枕崎や高知、気仙沼が有名ですが、日南にも大量に水揚げされています。
塩だれで食べるかつおは絶品です。
今回は車で行きましたが、
今度は海幸山幸に乗って、かつおを食べに行こうと計画しています。
トップアスリートのメディカルチェック
スポーツの日本代表候補選手と言えばそれぞれ国内ではトップクラスの選手であると考えられます。
現役の選手の多くはできればトップクラスの選手になることを目指していると思います。
日本代表候補選手になるとメディカルチェックを受けることが義務付けられています。
このメディカルチェックはどのようなものがあるかご存知でしょうか?
メディカルチェックの内容は
血液検査、生化学検査、尿検査、胸部X線写真、安静時心電図などの内科系、
骨、関節、筋肉、腱の状態を体の各部位ごとにチェックする整形外科系、
が良く知られています。
実はこれら内科系、整形外科系の項目以外に歯科系の項目についてもチェックを受けています。
代表候補選手となればハードなトレーニングをこなし、競技種目に適した体を作っていく必要があります。
体を作るためには適切に栄養素を摂る必要があり、そのためには適切に食事が摂れることが重要です。
適切な食事の摂取には虫歯や歯周病の無い健康な口の機能がかかせません。
また、競技のシーズン中に虫歯や歯周病が悪化すれば競技に集中できず、良い成績を残せなくなります。
トップの選手は口の中の管理も良好です。
また、シーズン終了時、シーズン開始前に定期的に歯科検診を受けている選手も多いです。
スポーツで上を目指す選手はお口の中のケアにも心掛けていただければと思います。
矯正治療の難易度
どのような病気もそうですが、矯正治療にも難易度が存在します。
今日は矯正治療の難易度について書いていきます。
①骨格的に異常がある場合
骨格的な異常には、
上あご、下あごの前後的な位置や大きさの異常、
上あご、下あごの垂直的な位置や大きさの異常、
上あご、下あごの水平的な位置や大きさの異常、
上あご、下あごそれぞれの左右の形の異常
などがあります。
多くの人は大なり小なり異常があるのですが、これらの異常が大きくなればなるほど治療が難しくなります。
あまりにも異常が大きければ外科的矯正治療を選択するほうが良いでしょう。
問題は異常が手術が必要なほど大きくない場合や、異常が大きいものの外科的矯正治療を希望されない場合です。
ずれた骨格の上に歯を配列するので、調整が難しく、歯を配列しても安定しにくいので保定が大変です。
②あごの大きさと歯の大きさのバランスの異常がある場合
歯が並ぶ隙間が足りない場合、歯並びはガタガタになったり、歯が突出したりします。
あごの大きさに対して、歯が小さい場合はすきっ歯になります。
これらも程度が小さければ対応が難しくないのですが、程度が大きいと対応に苦慮します。
隙間が足りないケースでは抜歯する個所が多くなりますし、隙間が多すぎるケースでは後戻りしやすいので保定が大変です。
また、抜歯が必要と思われるケースで抜歯を選択されない場合は口元が出たり、後戻りしやすいので注意が必要です。
③歯並びに影響を与える癖
歯並びに影響を与える癖は成人になるとなかなか解消されません。
歯並びに影響を与える癖のあるケースは癖が解消しないと治療後の安定が難しくなります。
④歯の欠損がある場合
歯がもともと無かったり、虫歯や歯周病などで抜かれたりすると難しくなる場合があります。本数が多くなればなるほど難易度があがり、特に奥歯がほとんど無いようなケースでは対応に苦慮します。
⑤治療期間に制約がある場合
短期間での治療を希望される場合、通常の治療方法では対応できず、前歯の抜歯やインプラント矯正、コルチコトミーなどを組み合わせる必要が出るケースもあります。
このように様々な要因が組み合わさって治療の難易度が変わってきます。
小さなものでも多く組み合わされると難易度が格段に上がるものも珍しくありません。
鳥の炭火焼
今日は朝から色々なところに出かけて、少々疲れています。
こういった日には「おいしいものを食べて芋焼酎を」と思い、鹿児島で言う「だれやめ」の準備しています。
ところで、宮崎に来て4年が過ぎましたが、
宮崎で暮らし始めて、一番気に入った料理は鳥の炭火焼です。
初めて見たときは「なに?この黒さは。体に悪いのでは?」と思いましたが、食べてみてすぐに好きになりました。
ということで、今から芋焼酎を飲みながら鳥の炭火焼をつつきます。
では。
不正咬合と歯並びに影響する癖を持つ子供の心理身体的問題
先日送られてきた矯正臨床ジャーナルの記事から。
指を吸う、親指を吸う、舌を押し出す、くちびるを吸う、頬を吸う、爪を咬む、くちびるを咬む、舌を咬むといった癖と不正咬合を持つ子供の31%に心理身体的問題があり、
その37%に不安症状、
31%に多動性障害、
31.25%に注意欠陥、
37.5%に発音言語の問題があった、
という報告がありました。
指しゃぶりと心理的ストレスの関係については古くから報告がありましたが、多動性障害や注意欠陥、発音の問題については知りませんでした。
上記の癖をもつ子供の患者さんの行動についてはしっかりと観察する必要があるなと思いました。
宮崎国際ストリート音楽祭
4月下旬から5月上旬にかけて、宮崎では宮崎国際音楽祭が開かれ、内外から著名な音楽家が集まり、様々なプログラムが催されます。
この期間中の今日、宮崎市の繁華街の橘通りでストリート音楽祭が行われています。
昼から夜にかけてデパート前から市役所前の区間の道路を通行止めにして、7つのステージ下設けられて様々なジャンルの音楽を無料で聴くことができます。
宮崎に来てから毎年、楽しみにしている催しです。
幸い天気も良いので、夕方くらいから食事がてら見に行こうと思っています。