ラグビー選手 ドーピング陽性反応
日刊スポーツのウェブ記事から
ラグビー日本代表候補のSO山中亮平(神戸製鋼)がドーピング検査に陽性反応を示していたことが12日、分かった。日本協会関係者によると、22歳の山中は4月に宮崎で行われた強化合宿中の抜き打ち検査で陽性となった。育毛剤の成分が反応したとみられる。
日本協会は予備のB検体の検査結果を待って規律委員会で処分を決めるという。山中は早大の主力として昨季の全国大学選手権準優勝に貢献し、今春からトップリーグの神戸製鋼入りした。
育毛剤に含まれる禁止薬物としてはかつてはフィナステリドが有名でした。
実際にソフトバンクの選手などもひっかかっていました。
現在はドーピング検査の進歩によりフィナステリドは禁止薬物からはずれています。
となるとミノキシジル(ロゲイン、リアップなど)が疑われます。
トップ選手は、何か薬を使用するときは成分を調べて、禁止薬物が含まれていないか確認する慎重さが必要ですね。
暇な曜日
開業1年を越えてようやく患者数0の日がなくなりました。
昨年は0の日ばかりで、つぶれるかなとも思いましたが、持ちこたえてここまで来ました。
そえじま矯正歯科では月に1回日曜診療を行っています。
最近は日曜日はほぼ終日埋まるようになりました。
土曜日もほぼ埋まっています。
平日はと言うと月火曜日は比較的埋まるのですが、水金曜日は結構すかすかです。
先週も水曜日は1人だけでした。
そういう日は技工をしたり、事務仕事をしています。
暇な日がなくなると良いのですが、はたしてそんな日が来るのでしょうか?
社保勉強
梅雨の大雨のため、少し来院される患者さんが減っています。
比較的時間の余裕ができたため、習癖除去指導に使っているマニュアルを見直していると、ブログを書くのを忘れたまま診療室を後にしていました。
診療時間終了後、今日は県の歯科医師会主催の社保の勉強会に行ってきました。
保険診療には様々なルールがあり、ルールに則って適切な診療を行い、診療内容を適切に記載し、適切に保険請求を行って始めて医療費が振り込まれます。
このルールは結構複雑で、勉強不足で不適切なことをすると請求通り医療費が振り込まれず、ひどい場合は行政処分などもあります。
逆に、適切な診療を行っていながら、請求できるのに請求漏れがある場合もあります。
この場合は「もっと請求できますよ」というようなことを国保や社保側から指摘をしてもらえれば良いのですが、世の中は甘くなく、そのような指摘はしてもらえません。
過度な請求には厳しく臨み、請求不足はそのまま流されます。
高校・大学生の矯正相談
矯正相談をしていると、もう少し早い時期に相談してくれれば良かったと思うときがあります。
特に強く思うのが、高校3年生や大学4年生で矯正相談に来られた時です。
矯正治療は、かみ合わせの状態によっては1年以内に動的治療が終了する場合もありますが、多くは2~3年程度かかります。
高校3年生や大学4年生で近くに進学・就職して通院可能なら良いですが、宮崎の場合県外に進学・就職される場合が多いです。
高校1年や大学1,2年の頃に相談してもらえれば、多くの場合在学中に動的治療が終了します。
少しでも気になる場合は治療を始める・始めないは別として早めに相談してください。
Green Pillow
Green Pillowってご存知でしょうか?
睡眠時無呼吸症候群の潜在的な患者数は国内に推計300万人いるといわれているそうです。
しかし、実際に検査を受けられた方は20万人程度にすぎず、睡眠時無呼吸症候群になっていることを知らずに日常生活に支障をきたしている人が多いと考えられます。
なるべく潜在的な患者さんを減らすため、睡眠時無呼吸症候群のことを知ってもらい、疑われるときは検査を受けてもらおうというキャンペーンです。
Green Pillowのサイトには睡眠時無呼吸症候群が疑われるかどうかの簡単なチェックも掲載されています。
ぜひ一度ご覧になってください。
連携医療
そえじま矯正歯科は矯正歯科専門の歯科医院です。
時々、「かぶせものがはずれたのですが」とか「歯が痛いので診てもらえないですか」というかたがいらっしゃいます。
そのたびに、「矯正専門で一般歯科治療は行っていません」と答えています。
実際に、一般歯科治療しようにも院内には道具や材料を整えていません。
そういったわけで、口腔外科的な処置、虫歯の治療、歯周病の治療、補綴が必要な場合は他院に紹介になります。
患者さんにとっては一つの歯科医院で治療が完結する方が良いとは思いますが、十数年矯正治療ばかりやってきたため、一般歯科治療には踏み込めません。
ご容赦ください。
予期せぬ乳歯の歯根吸収
乳歯の生え換わりは次に生えてくる永久歯が乳歯の歯根を吸収し、乳歯が抜けることで達成されます。
大体、前歯は幼稚園から小学校低学年に、
奥歯は小学校高学年から中学生頃に抜け換わります。
ところが、次に生えるはずの永久歯ではなく、他の歯によって乳歯の歯根が吸収すると乳歯の早期の抜歯が必要になる場合があります。
このレントゲンは上の6歳臼歯(第一大臼歯)が前に傾いて生え、第二乳臼歯の歯根を吸収し、エナメル質に当たったところで止まっている状態です。
エナメル質に当たったため第二乳臼歯が少し伸び出し、下の歯と強く咬むために咬む時に痛みが生じています。
第二乳臼歯の歯根吸収が大きいため、抜歯が必要となっています。
抜歯すれば第一大臼歯は前に傾きながらも伸び出して下の歯と咬むと予測されます。
そのあとは第二小臼歯が生えるのが妨げられるでしょうから、時期を見て第一大臼歯を真っすぐにする必要が出てくると思われます。
このように、何らかの理由で乳歯の歯根が異常な時期に吸収することがあります。
このような場合は矯正治療が必要になりますので、歯がひっかかってなかなか生えてこない場合は注意が必要です。
歯の健康フェスティバル
歯の衛生週間に合わせて、宮崎市の宮交シティで歯の健康フェスティバルが行われました。
今日は朝から雨が降っていましたが、屋内でのイベントのため2100人もの人が来場してくれたそうです。
私の担当は矯正相談で、2歳の子供から大人まで約60人の人に矯正治療の概略を説明しました。
昨年に比べたくさんの人の相談にお答えすることができたので、少し満足です。
歯周病に伴う歯の離開や前歯の突出
歯周病になると歯の周囲の骨が溶けていきます。
歯を支える骨が少なくなると歯が動きやすくなります。
その結果、歯と歯の間が開いてきたり、歯が前に倒れてきたりすることが少なくありません。
歯の周囲にある程度骨が残っていれば歯周病の治療を行いながら、矯正治療で歯と歯の間を詰めたり、前に倒れた歯を内側に入れて行ったりすることができます。
歯周病の治療と矯正治療、補綴と矯正治療を組み合わせると、歯を失わず永くもたせることができる場合があります。
矯正治療は決して子供や若い人だけが行う治療ではありません。
しっかりとお口の手入れをされている場合、何歳になっても治療を受けることができますので、気になる場合は一度かかりつけの歯科医にご相談ください
歯のランプ
歯科に関する書籍を扱っている会社から、新刊の案内といっしょに雑貨の案内が送られてきました。
この雑貨の案内が、歯の形の小物入れやごみばこなどユニークなものだったのですが、
その中でもひときわ目を引いたのが歯の形をしたランプです。
スツールとしても使えるようでした。
これを並べてワイヤーとブラケットを付けてみたいなと思いました。