高鍋ロータリーカップミニラグビー大会へ
完成したマウスガードを持って、高鍋町へ行ってきました。
宮崎、大分、鹿児島の小学生のラグビーチームが参加する大会で、多くの児童が来ていました。
開会前の集合時間に無事マウスガードを配り終えました。
宮崎県のラグビーのスポーツ少年団に対するマウスガード提供
先週と今週の日曜日に宮崎県の北部のラグビーのスポーツ少年団にマウスガードを提供するため、型を採りに行ってきました。
これは宮崎県歯科医師会の事業で、児童の口の外傷予防と、歯科医院で製作するマウスガードのアピールのため、県の北部から順にマウスガードを提供しようというものです。
今回は計45名の児童に提供することとなりました。
今日やっと45個作り終え、明日の試合に持っていく予定です。
短期間での大量のマウスガード提供は久しぶりなので、少し疲れました。
認定証届きました
先月登録申請した日本体育協会認定スポーツデンティストの認定証が届きました。
A4ぐらいの紙かなと思っていたらA3サイズでした。
日本矯正歯科学会の認定医の認定証より大きいです。
あわせて、公認スポーツ指導者登録証も届きました。
こちらはカードサイズです。
右下に白衣を着た人と歯の絵が描いてありました。
どのような場面で提示を要求されるのかな?
日本体育協会公認スポーツデンティスト
先日、日本体育協会から公認スポーツデンティストへの登録申請の書類が届きました。
早速ネットから登録し、4月1日から正式にスポーツデンティストとして登録されることになりました。
日本体育協会に公認されると、JASA OFFICIAL LICENSEのロゴが使えるということなので、ロゴ入りの名刺を作ってみました。
使えるのは4月1日以降なので、それまで名刺入れにしまっておきます。
国体候補選手メディカルチェック
昨日は来年度の国体候補選手のメディカルチェックに行ってきました。
平成22年から参加して今年で5年目。
今年もさまざまな競技から約90名の選手の参加でした。
選手の口の中の診察風景です(顔はわからないようなアングルにしています)。
この中から多くの選手が活躍してくれることを願っています。
学会参加→講習会参加
先週は5日間休診にして、矯正歯科学会とスポーツデンティスト養成講習会に行ってきました。
矯正歯科学会は18日から20日まで福岡で、
スポーツデンティスト養成講習会は21、22日の2日間東京での受講でした。
宮崎に戻ると運賃が高くなるので、福岡からそのまま東京へ行くことにしました。
スポーツデンティスト養成講習会は今回が最後の日程。
東京医科歯科大学の学生実習室をお借りしての実習でした。
実習は自分の歯型を使ったマウスガードの製作。
シングルレイヤーで、吸引型の成型器を使用して製作しました。
シングルレイヤーの製作、吸引型の成型器の使用は約10年ぶり。
できあがりはこちら。
つけるとこんな感じ(閲覧注意)。
むさくるしい口元ですみません。
日本スポーツ歯科医学会学術大会に行ってきました
20日、21日の2日間、日本スポーツ歯科医学会の学術大会に参加するため、新潟に行ってきました。
陸の孤島、宮崎から、飛行機と上越新幹線で約5時間、初新潟でした。
新潟は前日に入梅したとのことでしたが、天候は2日とも晴れでした。
会場は日本歯科大学、新潟生命歯学部キャンパス、駅から10分ほど歩いたところにありました。
マウスガードに関する講演や発表がもちろん一番多かったのですが、スポーツという枠組みではなく、運動と発育、健康増進、維持、老化予防に歯科を絡める講演が聴くことができ、行った甲斐がありました。
文部科学省設置法の一部を改正する法律案可決成立 スポーツ庁誕生へ
文部科学省設置法の一部を改正する法律案が参院で可決され、成立しました。
これに伴い、スポーツ庁が誕生します。
今後どのようにスポーツが発展していくのか、楽しみです。
うまく機能してくれるといいのですが、ただできただけとならないことを祈っています。
脳震盪
朝日新聞電子版の記事から、
脳振盪、甘く見ないで 2度目のショックで死亡例も
スポーツをしていて起こす脳振盪(のうしんとう)を甘く見てはいけない。軽い症状だと思って練習を再開すると、頭の中の軽い出血を見逃して、2度目の小さなショックで死に至るケースがある。「セカンドインパクト症候群」などと呼ばれ、医学界は注意を促すとともに現場向けガイドラインの作成を急いでいる。事故が多くなるのは合宿などで厳しい練習をする夏場。現場もいざというときの対応を知っておきたい。
高校1年生だった柔道の女子選手が2002年、夏合宿中に背中から落ち、意識を失って病院に運ばれた。頭蓋(ずがい)骨の内部で出血する急性硬膜下血腫と分かり緊急手術をしたが、寝たきりの状態に。11年後、亡くなった。
「セカンドインパクト症候群」の例だ。この時は背中を打っただけだが、実は数日前に頭を打って頭痛が残り、脳振盪や軽い内出血の疑いがあった。「最終日だから」と練習に誘われ、重大な事故になった。神奈川県立足柄上病院の野地雅人医師によると、転倒して頭を打ったバレーボールやラグビー、柔道の選手など、わかっているだけでも10人ほど同じような事故例があるという。脳の腫れも起きる。
ラグビー、ボクシング、アメリカンフットボールなどでマウスガードをつける理由のひとつが脳震盪の予防、特にセカンドインパクトによる死亡をふせぐことです。
脳震盪を起こしたり、口をけがする可能性のあるスポーツは多いのですが、日本ではマウスガードを装着しているスポーツ選手は少なく、口の怪我が多いにもかかわらずマウスガードを禁止しているスポーツもあるほどです。
指導者の意識が変わってくれればと思います。