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2024.08.08

地震

本日4時40分過ぎに比較的大きな地震がありました。

休診日のため、診療中でなくてよかったです。

私自身はテニスのレッスン中で、鉄骨造の建物の屋根が激しく音を鳴らしているのが少し怖かったです。

天井の鉄骨の間に挟まっているテニスボールが雨のように降ってきて、地震が収まった後の天井はきれいなものでした。

その後、テニススクールとスイミングの生徒全員で近くの立体駐車場の屋上に避難していました。

帰りの道は渋滞。迂回して丸島町を通ると壁面が崩れた建物がありました。

自宅、歯科医院とも被害はなく、販売用の歯磨き粉が倒れていたのと、引き出しが開いていたぐらいでした。

明日、機器に異常がないかを確認して、診療する予定です。

大きな余震や、巨大地震が来ないことを祈るばかりです。

2024.01.12

制服が変わりました

新年あけましておめでとうございます。

 

スタッフの制服が一部すり減ったりしていたので、制服を変えることにしました。

少し落ち着いた雰囲気になりました。

2023.11.27

学術大会参加(日本矯正歯科学会)

11月2日から3日までの2日間、日本矯正歯科学会の学術大会に参加してきました。

 

今年は新潟での開催で、宮崎から新潟へは①東京から新幹線、②大阪経由で飛行機、③福岡経由で飛行機が考えられますが、今回は大阪経由で行ってきました

 

朝1番の飛行機で大阪へ飛び、新潟には昼頃につきました。

 

会場は信濃川の中州にあり、隣は佐渡島へ行く船のターミナルでした。

 

発表や講演を聞くのがメインなのですが、矯正治療に使う材料や器具を探すのも学会参加の大きな目的で、例年大きなスペースが確保されています。

今回の印象は少し展示ブースが少ないなと思いました。

 

2日間だけの参加ですが、面白い講演が多かったので楽しかったです。

2023.11.01

学会シーズン

更新が約1か月ほど滞りました。

 

秋は私が所属する学会の大会が重なるシーズンで、今年は11月に日本矯正歯科学会と日本スポーツ歯科学会が開催されます。また、学校関連の方、スポーツ指導者を対象としたスポーツ歯科の講演依頼があり、それも11月に重なってしまいました。

 

スケジュール的に混みあっているため、色々と準備が重なり、この1か月ばたばたしていました。昨日ようやく講演のファイルが出来上がり、少し時間に余裕ができました。

 

例年10月ごろの学会や研修会などで県外へ飛行機に乗って出かけることが多いのですが、台風の影響で到着地変更や、欠航の頻繁に遭遇していました。

 

今年は台風来ないなと思っていたら、例年に比べ発生件数が少ないみたいです。上陸した台風の数も少なく1つだけのようでした。

 

今日から日本矯正歯科学会の学術大会は始まっていますが、診療に影響しないように明日からの参加にしています。

 

明日の新潟は雨なのが残念です。特に大過なく学会に出席できればと思っています。

2023.10.02

インボイス

インボイス制度がスタートしました。

 

医療機関の中で保険診療が主な医療機関ではそれほど影響はないでしょうが、自費の矯正治療がメインの当院のような医療機関では、結構の額の消費税を納めているので影響が大きいです。

 

例えば、当院に支払われた消費税をA円とします。当院が仕入れなどで物品を購入する際に支払った消費税額をB円とします。

 

ここで仕入れ先の業者さんがインボイスの登録をしている場合は、国に納める消費税額はA-B円で済むのですが、業者さんがインボイスの登録をしていない場合は国にA円納めないといけないので、業者さんが納めるべき消費税を当院が負担する必要が出るため、B円損をします。

 

そうすると当院としてはB円損をするより、仕入れ先をインボイスの登録業者に変更する道を選ぶこととなります。

 

消費税を多額納めているところは死活問題になるので、仕入れ先、契約先の変更が進むでしょう。

 

今まで消費税を払ったいなかった零細企業、個人事業主への影響は大きいと思いますが、消費税をかけた分はしっかり国に納めるようにしないと仕様がないでしょう。

2023.09.27

認定医制度

医療系の多くの学会で認定制度(認定医、専門医など)が作られています。

 

私の所属する日本矯正歯科学会や日本スポーツ歯科学会でも認定制度があり、日本口蓋裂学会や日本顎変形症学会でも認定医の指定がはじまりました。

 

この認定医制度ですが、なぜ認定制度が設けられているか考えられたことはありますでしょうか。

 

もちろん認定医や専門医に指定されていなくてもよい治療をされている先生はたくさんいらっしゃいますが、一般の人から見てこの先生には安心して治療を任せられると判断するのはかなり困難です。

 

そのため、それぞれの学会が知識や治療結果を審査し、一定水準に達していると判断される先生に認定を与えています。

 

この認定制度は更新性で、認定医、専門医にはつねに研鑽を積むことが求められます。

 

どの医療機関を受診すれば良いかわからない場合は参考にしてもらえればと思います。

2023.09.19

退院しました

先週木曜日に入院し、胆嚢を摘出しました。

 

術後の経過は良好で、昨日(月曜日)に退院しました。

 

胆石が15mmほどに育っていて、今年のゴールデンウィーク中に胆管を閉塞し、夜間救急を受診しました。

 

一度痛みが出た場合は摘出した方がよいとのことで、9月中に1週間休みをとって摘出することにしていました。

 

休診に際し、患者様に多大なご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。

 

今日から3日間仕事復帰に向けて、体の状態をチェックしながら準備する予定です。

2023.09.08

人手不足

歯科業界は慢性的に衛生士が不足しています。

歯科医院の数に対して、新卒の衛生士の数が不足している状態です。

 

地方では新卒の衛生士の何割かが大都市の歯科で就職するので、少ない数の衛生士の取り合い状態です。

 

結婚、出産に伴い退職された衛生士の復帰も限られているので、慢性的な人手不足の解消はほとんど見込めません。

 

衛生士学校への入学についても定員割れしているところが多いところも問題です。

 

業界全体で待遇改善に努め、子供たちや離職中の人に魅力的な職業と認識されるようにならない限り、問題は続くであろうと思われます。

2023.08.30

昔:床矯正→今:アライナー矯正

一般歯科で矯正治療を受けたことがあると問診に記載される患者さんがしばしばいらっしゃいます。

 

今のところ、ほとんどが床矯正装置を使っていた感じです。

 

その後の経過を聞くと、良くなったが戻ったが1割程度、途中で中断したが4割程度、良くならなかったが5割程度の印象を受けます。

 

良くなってその後の経過も良好という人は相談に来られないので、全体的どの程度の人が良くなっていたのかは不明です。

 

自分が床矯正装置だけでどの程度の患者さんに治療が可能かと考えると、一般歯科医が床矯正装置だけ不正咬合を改善できるのはごく一部の患者さんに限られると思います。

 

ただ昔の状況を考えると、かなりの一般歯科医が床矯正のみを行っていたかとおもいます。

 

最近アライナー矯正をする一般歯科が増えています。私もアライナー矯正をしているので、アライナー矯正が悪いとは思っていません。床矯正治療よりよほど治療可能な患者さんが多いと思います。

 

ただ、本当に考えてほしいのは、床矯正もアライナー矯正も矯正治療に用いる歯の移動手段の一つに過ぎないということです。

 

矯正専門の歯科医師は治療を考えるうえで、第一に治療の目的は何なのか、次にその目的を達成するために治療のゴールはどう設定するのかを考えます。その次に初めて治療のゴールに到達するためにどういった手順でどういった装置を使用するのかを考えます。そのため、ゴールに到達するのに不利な場合、床装置やアライナーは選択肢から外します。ゴールに到達するのに不利な状況で床装置やアライナーを使用することは、ゴールの位置の変更を意味します。ゴールの位置の変更が容認できる状態ならよいですが、患者さんにとって容認できないゴールだったり、咬合状態や審美的にも問題がある場合は治療的に不適切と考えられます。

 

最近はアライナー矯正をする歯科医院が増えています。

 

アライナー矯正をすると勝手に歯がきれいに並んでくると誤解されている患者さんが多いと思います。実際には思った通りに動く症例は本当に、本当にごくわずかです。途中で作り直しが多く、歯がほとんど動かない、歯が倒れこんでくる、かみ合わせが深くなる、歯がかみ合わないなどなど、いろいろな困難に遭遇します。

 

私はもう10年ほどアライナー矯正をしているので、それら望まぬ状態に対してある程度対処できますが、それでも70人に1人ぐらいの割合で全顎ブラケット矯正への変更や、30人に1人ぐらいの割合で部分的にブラケット矯正を併用すること提案しています。

 

一般歯科医の先生は、成功するバラ色のビジョンだけでなく、失敗したらどうリカバリーするのかを考え、その手段を持ってからアライナー矯正を始めていただければと思います。

2023.08.23

約4年ぶりの投稿

ご無沙汰しておりました。

前回の記事を見ると2019年が最後でした。

令和元年ですね。

 

その後に新型コロナによる世界的なパンデミック、ロシアによるウクライナ侵攻、日本の元首相の暗殺が起こるなど想像もつきませんでした。

 

新型コロナやウクライナ侵攻の影響で、一時期矯正の材料が入手困難となり、注文をしても何時入荷するか分からないという状況が続いていました。

 

マルチブラケットの患者さんで、ブラケットが脱離して、同じブラケットが入荷せず、入手できた違う会社のブラケットをつけざるを得ず、ワイヤーを曲げて微調整するということもありました。

 

今は矯正材料の入荷もほぼ平常に戻っています。

 

学会への参加も当初は中止、その後オンラインやオンデマンドでの開催となり、現在は会場で通常通りの開催になっています。地方在住の身としては、オンライン開催は交通費や宿泊費になり、またオンデマンド開催は後日好きな時間に視聴できるので、休診にすることなく大変助かりました。オンデマンド開催は今後も続けてほしいです。

 

またしばらく定期的の投稿を再開します。

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