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2011.06.02

モンステラ

歯科医院の待合には観葉植物をいくつか置いています。

それらの中で一番場所をとっているのがモンステラです。

これは開業祝いに貰ったもので、もともともそれなりに大きかったのですが、1年で倍の大きさになりました。

多分、これをくれた方はモンステラのように大きくなって(繁盛して)ほしいと願ってくれていたのではと思っています。

でも、収益の方はモンステラほどの勢いがありませんでした・・・

 

今年はモンステラに負けないように頑張ります。

(でも場所を取りすぎているので、少しモンステラをトリミングした方が良いかな?)

2011.06.01

保険適用の矯正治療

一般的な矯正治療は保険診療出来ませんが、保険で矯正治療できるかたもいらっしゃいます。

比較的保険で治療できるのが知られているのは、手術を併用した矯正治療の顎変形症のかたと、先天的な異常を持つ唇顎口蓋裂のかただと思います。

現在保険で矯正治療をすることが認められているのは、上に挙げた患者さんの他に、

ゴールデンハー症候群(鰓弓症候群)

鎖骨頭蓋異形成

クルーゾン症候群

トリーチャーコリンズ症候群

ダウン症候群   

ピエールロバン症候群

ラッセルシルバー症候群

ターナー症候群   

ベックウィズ・ヴィードマン症候群   

尖頭合指症   

ロンベルグ症候群

先天性ミオパチー   

顔面半側肥大症   

軟骨形成不全症

エリス・ヴァン・クレベルド症候群   

外胚葉異形成症   

神経線維腫症

基底細胞母斑症候群   

ヌーナン症候群   

マルファン症候群

プラダーウィリー症候群   

顔面裂   

筋ジストロフィー

大理石病   

色素失調症   

口ー顔ー指症候群   

メービウス症候群

カブキ症候群   

クリッペル・トレノーレイ・ウェーバー症候群

ウィリアムズ症候群   

ビンダー症候群   

スティックラー症候群

と診断されたかたの矯正治療です。

現在保険適用が認められていない病気の方でも今後、矯正治療が適用になる可能性があります。

保険適用の疾患はだいたい2年毎に改正され、次は平成24年4月頃に改正されると思います。

2011.05.31

矯正の資料

先日日本矯正歯科学会から東日本大震災に罹災した会員に対する被災状況の確認と救済に関する書類が送られてきました。

その救済策のひとつに症例診査の条件緩和に関するものがありました。

 

矯正治療は長期間の治療になるため、一人の患者でも資料が多くなってきます。

特に模型やフィルムのレントゲンは開業年数の長い先生には保管場所に苦労するぐらい膨大なものになります。

これらの資料は治療の経過を知る上で貴重な資料で、喪失すると二度と取り戻すことができません。

デジタルデータ化されていれば、バックアップを用意することや、データの復旧も可能かもしれませんが、昔のフィルム、スライド写真、レントゲンフィルム、模型をスキャンしてすべてデジタルデータ化するのは、コストと時間がかかりかなり困難です。

 

私の歯科医院の場合、レントゲン、カルテ、写真はすべてデジタルデータで、バックアップをとっていますが、模型はデジタルデータとして保存していません。宮崎も今後30年以内に大きな地震が発生することも予測されています。模型が少ない今のうちにデジタルデータ化したほうがよいのかもしれないと思っています。

2011.05.30

機能的矯正装置

今日も朝から技工をしています。

今日作っている装置は機能的矯正装置といい、上下の歯並びを広げながら下あごを前に成長させる装置です。

 

最近、私のところに来る患者さんは大人も子供も上顎前突の患者さんが多く、

成長期の患者さんについては少しでも下あごが前に出てくれれば治療がしやすくなるのでこの装置をよく使っています。

 

あとはきれいに研磨して完成です。

2011.05.28

講習会・勉強会

どの分野もそうですが、矯正治療も新しい治療技術や材料がどんどん出てきます。

私が大学の矯正歯科に入局した時と比較すると、今使っている材料や治療の行い方はかなり変わっています。

 

大学にいると、講習会や勉強会に参加した先生から新しい治療方法を教えてもらったり、材料メーカーから新しい矯正材料のサンプルをもらって、実際に患者さんに使用したりできました。

 

講習会や勉強会にしても大学割引みたいなものがあって、通常の参加費にくらべてかなりの割引、場合によっては無料でご招待ということもありました(交通費は自分持ちです)。

 

これが開業すると講習会・勉強会の参加費用に割引はありません。

歯科業界の講習会・勉強会の参加費はかなり高いです(10万円以下だと安く思えるぐらい)。

 

新しい技術の導入には必要な投資ではありますが、それにしても高いなー。

2011.05.27

歯が大きい

今日は更新が遅くなっています。

今日は矯正相談のかたが多く、なかなかブログを更新するひまを見つけることができませんでした。

 

最近、成人よりも子供の矯正相談が増えてきました。

子供の矯正相談は歯が並びきらないとか、前歯が出ているという相談が多いのですが、

最近の子供は本当に歯が大きいと感じています。

歯の大きさを計測しても教科書に載っているような歯の大きさの平均値にくらべ、1本あたり1~2mmぐらい歯の大きさが大きいこどもがざらにいます。

 

並べるのが大変です。

2011.05.26

本日の技工

今日の宮崎は雨。

梅雨入りしてから雨ばかりです。

 

本日も例にもれず休みなのに歯科医院に来ています。

 

週末忙しいので、来週前半にセット予定のリンガルアーチと床装置を作りました。

床装置も使っているの?と思われるかもしれませんが、適応と思えばどんな装置でも使います。

とはいうものの、床装置を使って治療しようと思う患者さんが来たのは久しぶりですが。

2011.05.25

こどもの矯正治療でこどもが治療を拒否したら?

昨日のMSN産経ニュースから

子供の歯科矯正「本人の意向尊重」

わが子の歯科矯正の必要を感じても、本人が嫌がったら治療しない-。こんな傾向が、矯正歯科用具を扱うアライン・テクノロジー・ジャパン(東京都目黒区)の意識調査で浮かび上がった。

 同社は10~15歳の子供の親300人にインターネット調査した。それによると、子供の歯並びが悪いと考える親は62・3%。このうち、治療済みまたは治療中は30・5%にとどまった。歯並びが悪いが未治療の子供の親のうち、69・2%が「治療させたい」と回答。「矯正は子供のうちにやった方が有効」との考えは76・2%に上り、治療に前向きな意識がうかがえた。

 一方で、「必要を感じても子供の意向がなければ治療させない」との意見は、歯並びが悪いが未治療の子供の親の63・1%で、「子供の意向にかかわらず治療させる」の36・9%を上回った。

 子供が未治療の親が挙げる矯正治療の懸念(複数回答)は「治療費」がトップで79・2%。次いで、「治療期間」62・3%、「治療装置の見た目」42・3%。子供本人が抱く懸念は、「治療装置の見た目」と「治療中の痛み」が65・4%で最多だった。

 

早期発見、早期治療は色々な疾患で有効な手立てではあります。

しかし、矯正治療は習癖の除去や装置の使用など患者さんが治療に理解を示して矯正歯科医の指示に従うことが重要です。

ご両親が良かれと思って治療を開始して、患者さん(特に低年齢の男の子に多いのですが)が装置を使わずずるずると治療期間だけ伸びるという例が多いです。

 

本人が治療を希望する、もしくは治療に理解を示せるまで待つことが重要です。

ただ、どう考えても早く治療をした方が良い場合もありますので、

そこが難しいところですね。

2011.05.24

マウスガード

今週セット予定のマウスガードを作りました。

マウスガード製作にかかったトータルの作業時間は2時間程度です。

技工を外注すれば数千円かかりますので、院内で私が製作しています。

 

 

 

このマウスガードを作るのに材料費で2500円ほどかかっています。

そこに自分の時間工賃や利益をを考えると2万円ほどほしいところですが、

マウスガード普及を考えても儲け度外視で作っています。

 

マウスガードがもっと普及して、スポーツによる口の中の外傷や脳震盪をほとんど見かけないようになれば安く作ってあげても報われるのですが・・・

2011.05.23

日本アンチ・ドーピング機構

国内のアンチ・ドーピング活動のマネジメントを行う機関として日本アンチ・ドーピング機構という組織があります。

 

日本アンチ・ドーピング機構のサイトには日本国内・海外のドーピングに関する情報やドーピング検査の動画などがあり、将来スポーツで第一線で活躍する夢を持っている人にはぜひ見ていただきたいような内容が掲載されています。

 

一度ご覧になってください。

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