ジンバブエ
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久しぶりに眺めていたら、ジンバブエからのアクセスがありました。
現地の日本人のかたでしょうか。
わざわざ見てくれてありがとうございます。
うれしかったです。
矯正治療に関するアンケート
矯正治療に関するアンケートの結果については以前にも書きましたが、
昨日、だらだらとネットを眺めていて別のアンケート結果を見つけましたのでご紹介します。
アンケートは25CINQというサイトが2008年に約5000人の人を対象に行ったものです。
各年代別にデータを集計しているところも面白いのですが、
ページ下にリンクが貼っている2ページめ以降に、アンケートに答えた人が矯正治療についてコメントを書いています。
これが量が多く、なかなか読みごたえがありました。
集計だけのアンケートは多いですが、自由に記述してもらったコメントがこれだけたくさんあるのは珍しく、大変参考になりました。
興味のある人は一度見てください。
抜歯、非抜歯
あてもなくインターネットをさまようのが好きで、今日もぼーっと眺めています。
そんななか、矯正で検索をかけるといろいろな歯科医院のページが出てきますが、抜歯をしないとか、抜歯が少ないと書いてあるページが良く見つかります。
私も矯正相談を受けていると、抜歯に抵抗がある人がほとんどで、抜歯をしないと直らないですかとよく聞かれます。
抜歯をせずに、口元のバランス、かみ合わせの安定が得られるなら、矯正歯科医はだれも抜歯を選択しません。
すべての患者さんから、
「歯が並べばよい」、
「口元が出てもかまわない」、
「かみ合わせの安定は基本的に永久保定でもOK」、
といわれればすべて非抜歯という治療もあるかもしれません。
実際には口元が出ていることを気にしている患者さん、
叢生がひどい患者さんもいますので、
全例非抜歯はありえないと思っています。
最終的に判断されるのは患者さんです。
治療の相談をされるときは、誇大な表現で言っているのかどうかをしっかり判断してください。
また、非抜歯で行ったけど治療前より口元が飛び出しているのが気になるとか、横の歯の歯茎が下がったとか、すぐに後戻りをしたということが起きて患者さんが泣くことが無いように願っています。
線量計
歯科医師はレントゲン写真を撮ります。
レントゲン写真は、放射線で撮像するため、日常的に放射線を取り扱っていることになります。
そのため、原子力発電所で働く人たちと同様に、放射線被曝量をコントロールする必要でてきます。
放射線被曝の蓄積量を知るため、歯科医師は線量計やフィルムバッジと呼ばれるものを携帯する必要があります。
私が持っているのはポケット線量計です。
もっとも、この線量計は積算値が9999μSvを越えるとふりきれてしまいますが。
院内掲示
先日、矯正材料の会社から矯正治療をした有名人の写真をまとめた掲示物が届きました。
以前頂いたものをあわせると結構な数になってきたので、院内掲示板に貼ってみました。
こういった掲示物を見ていると、「この人も矯正をしたのか」と気付かせてくれて楽しいです。
定休日
4月14日、今日は木曜日で、定休日です。
宮崎市は今日も晴れ。
雨があまり降らないので、水源地では水不足になってきているようです。
もうすぐゴールデンウィークで、歯科医院も休診予定です。
家族をどこかへ連れいていこうと思い、いろいろ検討した結果、海幸山幸に乗って南郷のほうへ行こうと考えました。
海幸山幸はJR九州のリゾート列車で、宮崎から南郷に一日一往復だけ運行している列車です。
外装とインテリアは飫肥杉を使っていて風情があります。
予約を取るため、JR九州のホームページにアクセスしてみましたが・・・
時すでに遅し
夏休みに予約することにします。
東日本大震災の影響
東日本大震災の影響について、テレビなどでも色々と聞いていましたが、今のところ自分のところには影響が出ていないなと思っていました。
しかし、昨日あたりからぽつぽつと出始めてきました。
1つ目は夏に参加を予定していた講習会が計画停電の影響で中止になりました。
2つ目は私が使っているブラケットやワイヤーを製造している会社が福島第一原子力発電所のある福島県大熊町にあり、操業ができない状態だそうです。
今後他にも色々な影響が出てきそうです。
どうなるのかな。
歯科医師の歯の呼び方
歯科医師はそれぞれの歯に記号や数字をつけて読んでいます。
永久歯の場合、一番前の歯が1、糸切り歯が3、6歳臼歯が6、12歳臼歯が7、親知らずが8、
乳歯は前からABCDEというようにしています。
数字や記号の前に、右上、左上、右下、左下をつけ、
右上6番に虫歯(カリエス)とか、左下8番が半埋伏で腫れている(ペリコ)とか言っていたりします。
歯の生え換わり
歯が生え換わるとき、乳歯がぐらぐらし始めてから生え換わります。
乳歯がぐらぐらし始める時、永久歯が伸びてきて乳歯の歯根に当たり、乳歯の歯根が溶かされてどんどん短くなっていきます。
上のレントゲンの左側は乳歯の歯根が短くなる前、右は永久歯が伸びてきて乳歯の歯根が短くなってきているところです。
乳歯の歯根が短くなると、歯を支える部分が少なくなるためにぐらぐらし始め、最終的には乳歯が抜け落ちます。
しかし、時には永久歯が乳歯の歯根の方へ向かわず、ずれていることがあります。
上のレントゲン写真は永久歯が乳歯の歯根とずれているため、乳歯の歯根が溶かされず、残ったままになっています。
こういった場合、早めに乳歯を抜歯しないと永久歯がずれて生えてしまいます。
また、乳歯の下に永久歯が存在しない場合、
上のレントゲンは成人のものですが、永久歯が先天欠損のため乳歯の歯根が溶かされずに残っています。
このように永久歯が存在しない場合は、虫歯や歯周病にかからなければ乳歯が長く残ります。
歯が生え換わらないとき、何かの原因があることが多いので、気になるときは早めにご相談ください。
乳歯と永久歯の大きさの違い
かみ合わせの相談に来られるご両親とお話をしていると、乳歯のときは歯並びが良かったというお話をよく聞くことができます。
乳歯と永久歯の大きさは違っていて、
前歯は乳歯の方が小さく、
犬歯・小臼歯や乳犬歯・乳臼歯など奥歯の部分は永久歯の方が小さいのです。
そのため、歯が生え換わった時に前歯がきれいに並ぶのは、乳歯の時にすきっぱの方が良いのです。
また、永久歯に生え換わるときに、前歯がきれいに並んでいれば、糸切り歯から後ろもきれいに生え変わることが多いです。