腰痛
先週の話ですが、休診日に長時間椅子に座って技工をしていたら腰痛になりました。
姿勢が崩れた状態で長時間いたためでしょうか、右側の筋肉が強く張り、さらに姿勢が右に傾いてしまいました。
週末の診療はコルセットを巻き、湿布を貼って行っていました。
約2年ぶりの腰痛、姿勢は大切だなとつくづく思いました。
(今は回復し、普通どおり診療できています。)
キャンプシーズン到来
今日からプロ野球はキャンプ開始。
宮崎市では、ジャイアンツ、ホークス、バッファローズがキャンプしています。
そのためか、昨夜の町も心なしか人が多いような感じでした。
宮崎でキャンプをした球団が今年大活躍するように願っています。
明日の日曜診療に受診予定の患者様はご注意ください。
明日は月に1度の日曜診療の日です。
今回は青島太平洋マラソンと衆議院議員選挙もこの日に催されています。
特にマラソンについては10号線が江平から神宮の間も通行止めになるため、迂回路にあたる黒迫通り(歯科医院のすぐ横の通り)に渋滞が生じます。さらに年末の衆議院選挙のため、車で投票に行かれる方も多いでしょうから公立大学前はさらに混雑しているかもしれません。
午前中いっぱい渋滞になりますので、午前受診予定の患者様は時間に余裕を持っておこしください。
スポーツデンティスト養成講習会
スポーツデンティスト養成講習会に行ってきました。
スポーツデンティストはスポーツ歯科医学会の認定医とは異なり、日本体育協会の認定です。
東京の飯田橋で11日、12日の2日間みっちりと講義を聞いてきました。
今回は医科との共通で、会場はスポーツデンティストだけでなく、スポーツドクター、スポーツ医など多数の人が受講していました。
スポーツ医学に関する各分野(小児科、婦人科、整形外科、栄養学など)の専門家が、それぞれの分野の内容をスポーツを軸に再構成して説明してくれるので、大変面白い内容でした。
その後は、台風の影響で帰りの宮崎行きの便が早々に欠航がきまり、熊本に飛んで熊本で1泊。
翌朝、台風の中運行していた新幹線で新八代まで進み、夕方運行を再開した高速バスで宮崎に1日遅れで帰ってきました。
今となっては、講義よりその後の対応で疲れてしまった講習会でした。
次は1月にまた講習会に行ってきます。
ホワイトニング用測色器とホワイトニングシミュレーションソフト
歯の色調を測定する機械と、ホワイトニングの効果を事前にシミュレーションするソフトを導入しました。
歯の漂白をしていていつも感じているのは、歯科医師が考える色調の変化と患者さんが期待する色調の変化がかならずしも一致していないということです。
歯科医師としてはかなり白くなったと思っていても、患者さんの期待ほど白くなってなければ患者さんはがっかりします。
事前にこの程度白くなりますよというシミュレーションができればそうしたことが防げるのではと考え、購入することにしました。
これが色調を測定する機械です。
歯の表面に押し当て、色調を測定します。
このデータとその他の患者さんの情報をソフトに入力すると、
漂白の難易度や、漂白後の予測が提示されます。
客観的に何段階白くなると表示できるのは本当に助かるなと思いました。
壁を上塗りしました
待合室、診療室の壁は漆喰塗りです。
吸湿、においを消す効果があるということで、選んでもらったのですが、開院して4年経つと汚れも目立ってきました。
漆喰の塗りなおしということも考えましたが、乾くまでの時間などを考え、15,16日の2日間、ちょうど休診の日に合わせて漆喰の上から吸湿性のある白い塗料を塗ってもらいました。
漆喰独特のざらつきは多少減りましたが、汚れも消え、診療室の壁が白くなりました。
夏休みが終わって・・・
夏休みが終わって、1週間ちょっとたちました。
夏休みは矯正歯科医にとって忙しいシーズンで、今年は昨年よりさらに忙しくなりました。というわけで、2ヶ月間更新を放置していました。
夏休みが終わった途端、予約はガラガラ。
祭りの後の寂しさを感じています。
少し、時間に余裕ができてきたので、1週間に1回は更新できればと思っています。
脳震盪
朝日新聞電子版の記事から、
脳振盪、甘く見ないで 2度目のショックで死亡例も
スポーツをしていて起こす脳振盪(のうしんとう)を甘く見てはいけない。軽い症状だと思って練習を再開すると、頭の中の軽い出血を見逃して、2度目の小さなショックで死に至るケースがある。「セカンドインパクト症候群」などと呼ばれ、医学界は注意を促すとともに現場向けガイドラインの作成を急いでいる。事故が多くなるのは合宿などで厳しい練習をする夏場。現場もいざというときの対応を知っておきたい。
高校1年生だった柔道の女子選手が2002年、夏合宿中に背中から落ち、意識を失って病院に運ばれた。頭蓋(ずがい)骨の内部で出血する急性硬膜下血腫と分かり緊急手術をしたが、寝たきりの状態に。11年後、亡くなった。
「セカンドインパクト症候群」の例だ。この時は背中を打っただけだが、実は数日前に頭を打って頭痛が残り、脳振盪や軽い内出血の疑いがあった。「最終日だから」と練習に誘われ、重大な事故になった。神奈川県立足柄上病院の野地雅人医師によると、転倒して頭を打ったバレーボールやラグビー、柔道の選手など、わかっているだけでも10人ほど同じような事故例があるという。脳の腫れも起きる。
ラグビー、ボクシング、アメリカンフットボールなどでマウスガードをつける理由のひとつが脳震盪の予防、特にセカンドインパクトによる死亡をふせぐことです。
脳震盪を起こしたり、口をけがする可能性のあるスポーツは多いのですが、日本ではマウスガードを装着しているスポーツ選手は少なく、口の怪我が多いにもかかわらずマウスガードを禁止しているスポーツもあるほどです。
指導者の意識が変わってくれればと思います。
スポーツデンティスト養成講習会
昨年から、日本体育協会が認定するスポーツデンティストという資格取得のための講習会が始まりました。
初年度は受講者50名に対し、応募者が600名以上に上ったため、門前払いされてしまいました。
今年も受講申請を行ったところ、受講内定の通知が届きました。
ほっとしました
けれど、今年と来年で計4回、それぞれ2日づつ東京で講習会。
しっかり、勉強してきます。
歯周病菌をのみ込むと腸内細菌が変化する?
読売新聞のWeb版から
怖い歯周病菌、のむと内臓等にダメージ…立証か
歯周病の原因となる細菌をのみ込むと腸内細菌が変化して様々な臓器や組織に炎症を起こすことが、新潟大大学院医歯学総合研究科の山崎和久教授(58)のグループの研究で明らかになった。
歯周病が動脈硬化や糖尿病などのリスクを高めることは知られており、口腔(こうくう)内の衛生管理が全身の健康を保つことを裏付ける研究結果として注目されそうだ。
これまでは、歯周病になった歯茎などの患部から細菌などが侵入し、全身を循環して血管や脂肪組織、肝臓などに炎症を起こすと考えられていたが、具体的な立証はされてこなかった。
研究では、歯周病の原因菌の一つをマウスの口に投与したところ、腸内細菌のバランスが崩れ、腸壁の細胞の間に生じた隙間に悪玉菌が侵入した。これによって、悪玉菌の毒素が分解されずに腸から吸収され、血液を通して様々な臓器に広がることが証明された。
これらの変化は、肥満や糖尿病でみられる特徴と似ているため、歯周病が全身に悪影響を及ぼすことの解明につながる可能性が高いという。
山崎教授は「早い時期からの口腔管理が、将来的にメタボリックシンドロームなどのリスクを減らすことにつながる。新たな治療法の確立につながってくれれば」と話している。
論文を読んでいないので、記事からだけでは本当かどうかわかりませんが、
この通りなら、歯周病治療、口腔衛生管理、歯周病になりにくい歯列(矯正歯科医なので、これが言いたかったので記事を引っ張ってきました)が重要ということになりますね。