ブログ

2013.02.15

上と下の歯がかみ合わない

久しぶりに矯正について

 

上の歯と下の歯がかみ合っていない患者さんを多く見かけます。

原因は様々ですが、口を開けている、舌が上についていない、口で呼吸をしているなどが共通しています。

 

成長とともに骨格の変形が大きくなるので、早期に発見して治療を開始するのが望ましいです。

 

上の歯と下の歯がかみ合わなかった患者さんです。

すでに成長終了していますので、骨格的なずれは解消できませんでした。

矯正治療を1年2か月行いました。

装置撤去時点のかみ合わせです。

 

顔の写真は出せませんが、口が閉じやすくなりました。

歯並びの安定に影響する舌の癖や口呼吸などについて、後戻りさせないためにも注意深く指導していく必要があります。

2012.11.02

インビザライン

矯正治療の治療方法を増やすため、昨日インビザライン導入の講習会に行ってきました。

 

昔、人づてで聞いていたのと異なり、今のインビザラインのシステムはいろいろな歯の移動ができるようでした。

 

何人か患者様からの要望があるので、導入することに決めました。

2012.10.31

成長期の矯正治療

久しぶりに矯正について。

 

大人の矯正治療と違い、子供の矯正治療には成長という要素が加わります。

この成長をうまく使えば良好な結果を得ることが多く、見落としたり、見誤ると良い結果が得られません。

 

この患者さんは成長期に治療を開始し、下あごの成長をうまくコントロールすることができ、1年間で大きく改善しました。

 

 

 

上が治療前、下が1年後です。

夜間に取り外しのできる装置を1年間使用しました。

 

時期を見極めて治療することができれば短期間で良好な結果が得られることがあります。歯並びが気になったらとりあえず早めにご相談いただければと思います。

2012.09.28

盛岡冷麺

昨日9月27日,日本矯正歯科学会の大会に参加するため盛岡に行きました.

 

前日夕方6時まで診療.

宮崎発-羽田行の19:50分発の飛行機に乗り,上野で1泊.

27日朝6:34分の上野発の東北新幹線で盛岡へ.

帰りは14:41分盛岡発の東北新幹線で東京へ戻り,

18:40分発の宮崎行の飛行機で戻ってきました.

 

盛岡滞在は5時間程度,矯正材料をいくつか購入し,ポスター展示をざっと眺める程度の時間しかとれませんでした.

 

せめて盛岡名物だけでも食べて帰ろうと思い,盛楼閣というお店で冷麺を食べて帰りました.

 

辛さが7段階から選べるということなので,辛すぎて食べられないのもどうかなと思い,上から2番目の辛口を選びました.

あまり辛くなかったです.

一番辛いのを選べばよかったと思いました.

 

宮崎からだと盛岡は遠いです.

来年は長野.

これも遠いな.

2012.08.18

ハーモニーリンガル

少し前の話ですが、

7月の上旬にハーモニーリンガルの講習会に行ってきました。

 

ハーモニーリンガルは裏側からの矯正治療のシステムで、インコグニートというブラケットと同様に、患者さんそれぞれの矯正治療の仕上がりの予測や歯の形にカスタマイズしたブラケットを使って矯正治療を行います。

 

インコグニートと違う点はブラケットへのワイヤーの固定がセルフライゲーションであることと、ワイヤーについてもコンピューターでカスタマイズされていることです。

ハーモニーリンガルの模型

咬ませた状態での見た目

今、裏側からの矯正治療はStbを使っていますが、今後はハーモニーリンガルに変更する予定です。

2012.02.06

九州矯正歯科学会

九州矯正歯科学会参加のため、別府に行ってきました。

 

朝早く出発し、日帰り予定のため、翌日に疲れが残らないようにJRの旅です。

 

隣の県なのに特急で3時間、宮崎から外へ出るのは大変です。

 

電車の中からうみたまご周辺を眺めると朝から人が多いなと思ったら、マラソンだったようです。

 

車で行かなくて良かったなと思いました。

2012.02.04

ポジショニングゲージ

矯正用ブラケットのポジションを決めるとき、

ポジショニングゲージというものを補助的に使います。

 

私の歯科医院ではブラケットはインダイレクトボンディングテクニックで装着しているため、

ブーンゲージや

 

ノギスを使っていました。

ある先生からシラスカゲージ(白須賀先生考案のゲージ)を教えてもらい、

どうしても欲しくなったので日本矯正歯科学会でオームコに手に入らないか聞きました。

しかし、オームコは現在取り扱っておらず、オーソデントラムなら手に入るかもと聞きました。

オーソデントラムに聞いたところ、震災の影響で現在在庫がなく、生産を再開したら連絡をもらうようにお願いをしました。

 

先月末、オーソデントラムから連絡があり、

原発から近い工場に何本か残っていて、

放射線検査をしたところ許容範囲のデータだったそうです。

放射線量の測定結果を記載した書類に署名し、ようやく手に入れることができました。

早速、これを使ってインダイレクトボンディング用コアを作りました。

ものすごく楽に作れるようになりました。

 

良い道具は本当に使い勝手が良いです。

2012.01.28

平成22年の人口10万人あたりの歯科医師数

今日届いた矯正臨床ジャーナルから、

 

H22年 人口10万対歯科医師数 北九州、鹿児島市などで急増

厚労省の平成22年調査結果によると、人口10万対従事歯科医師数(全国平均77.1人)は、都道府県別で鹿児島や岐阜など、指定都市では北九州や仙台などで、また中核市では鹿児島市や宮崎市などで増加が目立った。

人口10万対従事歯科医師数は、都道府県別で増加41、減少6(奈良、静岡、長野、千葉など)。多いのは東京118.7人、徳島98.4人、福岡98.3人などで、増加数では鹿児島3.7人、岐阜、福岡、沖縄などが大きい。

指定都市・特別区(20)では、増加12、減少8。多いのは都区部140.9人、新潟133.9人、福岡126.5人などで、増加数が大きいのは北九州9.7人、仙台5.1人など、逆に静岡(△4.6人)、千葉(△4.0)では大幅減。

中核市(40)では減少が16県と目立つ。多いのは盛岡市157.5人、長崎市129.3人、郡山市123.7人など。増加したのは鹿児島市9.1人、宮崎8.5人、高槻8.2人、郡山市8.1人など、減少は横須賀5.0人、柏3.1人など。

 

もともと歯科医師数が多い県や市は歯科大学や歯学部があるところです。

歯科医師数の増加数が大きい県を見ても

沖縄を除いて歯学部のある県になっています。

 

中核市の増加を見てみると、

宮崎市がなぜか上から2番目です。

平成22年なので、私が開業した年です。

8.5人の中の一人は私、もう一人は妻ということになります。

 

私の場合は清武町での勤務から宮崎市内での開業、

妻は開業にともなって専業主婦からの復帰というかたちなので

実態よりも大きく数値に影響したのかなと思います。

2012.01.27

ブラケットベース面の曲率

この数日間に全顎矯正、部分矯正を含め、3人分のインダイレクトボンディング用コアを作ってました。

 

前から思っていたのですが、

今使っているジルコニアブラケットのベース面、もうちょっと歯の曲率に合わないかなー

かたつくので、歯面に合わせるのが大変だなー

と。

 

今度の九州矯正歯科学会でほかのブラケットもじっくり見てこようかなと考えています。

2012.01.25

説明用端末

昨年説明用にacerのTablet PCを買いました。

 

医院内での治療計画の説明用にPower Pointを利用しているので、

そのまま使えるようにプラットフォームはWindows 7がいいかなと思っていました。

 

使用しているうちに、プレゼンテーションをPower Pointで行うとその反応の遅さからストレスを感じるようになり、

プレゼン用ファイルをhtmlで作り直そうかなと思っていました。

 

その後、忙しくなりほったらかしたままでした。

 

今年になってひょんなことからiPadを入手しました。

PDFファイルを閲覧するソフトを入れてもらったのですが、

Power Pointで作ったファイルをPDF化して動かしてみると、

これがサクサク動きます。

 

アプリケーションの立ち上がりも早いし、

スリープ状態からの起動も早いし、

バッテリーの持ちも長い、

断然、iPadの方が使い勝手が良かったです。

 

iPadの方が売れるわけだと思いました。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 25