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2015.10.23

受動喫煙と虫歯

昨日の共同通信のニュース

受動喫煙で子の虫歯2倍 7万人超のデータ解析

 家族の吸うたばこの煙にさらされた子どもは、家族に喫煙者がいない子どもに比べて、3歳までに虫歯になる可能性が2倍になったとの研究結果を、京都大の川上浩司教授と田中司朗准教授らのチームが22日、英医学誌BMJに発表した。

 

 チームは、神戸市で2004~10年に生まれた7万6920人のデータを解析。

 その結果、家族に喫煙者がいる子は全体の55・3%おり、家族に喫煙者がいない子に比べて虫歯になる可能性が1・46倍になった。特に、面前で吸われる環境にあった子では2・14倍に高まったという。

 

こういった疫学データを見るときは本当に受動喫煙の影響なのか、喫煙者のいる家庭に、喫煙以外にもなにかカリエスリスクが高まる要素があるのか、が重要になります。

 

論文を読んでみようかなと思います。