ブログ

2011.02.02

あなたの顔は対称ですか?

久しぶりに顔の話です。

ほとんどの人の顔はよくよく眺めてみると左右で微妙にずれています。

そのずれが大きい人もいれば、ほとんど気付かないぐらいの人もいます。

矯正治療であごのずれが大きい場合、かみ合わせを整えるのに工夫が必要になります。

この左右のずれは、先天的な異常を除けば多くは生活習慣などでずれが生じているものが多いです。

 

上の写真は宮崎在住の肖像権の心配のいらない某矯正歯科医の顔です。

この素材を使ってどこがずれているか見てみましょう。

 

写真のコピーや焼き増しを用意します。

写真はなるべく正面から真っすぐ撮ったものが良いです。

証明写真などが最も良いと思います。

その写真の上に、眉間、目尻、鼻の頭、上くちびるの真ん中、下くちびるの真ん中、口角、えらの部分に点を打ちます。

えら、あごの先は顔にシールを貼ってから写真を撮るとわかりやすいです。

つぎに眉間から鼻の頭を通る線を引きます。これは顔の真ん中の基準に使いますので、あごの下まで真っすぐ引いてください。

左右の目尻を結んだ線、左右の口角を結んだ線、左右のえらを結んだ線を引きます。

最後にえらとあごの先を結んだ線を引いてください。

某矯正歯科医の顔は左側の目尻からえらまでの距離が小さくなっています。

あごの先は顔の真ん中より左側にずれています。

くちびるはやや左上がりになってます。

このように顔写真に線を引いてみるとずれていることが良くわかります。

みなさんも自分の顔をながめて、左右差が大きくないかどうか確かめてみてはいかがでしょうか。

大きくずれている場合は何か癖がないか(片方で咬む、頬杖、背筋が曲がっているなど)チェックしてみてください。