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2010.11.28

外科的矯正治療 8.術後矯正治療

退院後、かみ合わせの仕上げを行っていきます。

手術が終わって、咬みあわせがばっちりで、骨の後戻りもほとんどない場合もありますが、

大部分では少しかみ合わせの修正が必要なことが多いです。

また、手術後数ヶ月間はあごの骨が筋肉の力で元の位置に戻ろうとするので、それを防ぐためにゴムやチンキャップなどであごの位置をコントロールします。

その他、顎変形症の患者さんの場合、歯並びに悪影響を及ぼす癖を持っている人が多く、手術前に癖の除去ができていないことが多いため、この時期に確実に癖の除去を行うようにします。

かみ合わせの修正を行い、

悪い癖が取り除かれ、

あごの位置がコントロールされ、

あごの骨の後戻りがある程度ない状態になってから

矯正装置を撤去します。

治療開始・手術直前・矯正装置撤去の横顔の比較を追加します。