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2010.10.29

睡眠時無呼吸症候群と矯正治療 1.睡眠時無呼吸症候群とは

最近、睡眠時無呼吸症候群のかたの事故のニュースが新聞やテレビで取り上げられています。

睡眠時無呼吸症候群は寝ている間に呼吸が止まったり、呼吸しにくくなったりする病気です。

太っている人、年配の人に多い病気で、放置すると事故の危険性が高くなるだけでなく、高血圧、心疾患、脳血管疾患など、様々な病気を引き起こすことが知られています。また、朝起きられない、昼間眠いなど日常生活に悪い影響を及ぼします。

睡眠時無呼吸症候群は大きくは2種類の原因に分類され、脳からの信号がうまく伝わらない場合や、息の通り道である気道が狭くなっている場合があります。

大部分は気道が狭くなることで呼吸しづらくなっているようです。

気道が狭くなる原因は様々で、肥満によって気道周囲に脂肪がついた場合、お酒を飲んで気道周囲の筋肉が弛緩したり、扁桃肥大で気道が狭くなっている場合、下あごが小さくて気道が狭い場合、舌が大きくて舌の付け根が後ろに下がって気道を狭くしている場合などです。

続きます。