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2015.10.03

最近の技術革新

科学技術の進歩によって、治療のやり方がどんどん変わってきています。

 

矯正治療も同様で、従来は歯形をとって、模型を作り、模型の上で装置を作っていました。

 

歯形をとることを私たちは印象採得と言っています。この印象採得は、吐き気を催しやすい患者さんにはかなり苦痛なもので、吐くのをこらえてくれる患者さんもいますが、吐かれることも少なくありません。

 

印象採得せずに、装置を作るために開発されたのが口腔内用のスキャナーです。上下の歯を約15分程度でスキャンするようです。マウスピース矯正(アライナー矯正)の一つであるインビザラインは、このスキャンしたデータを直接オンラインで送って装置を作ることができます。

 

欲しい装置ですが、値段がもっと下がるまでは手が出せません。