ブログ

2011.01.07

咬合力と運動能力

8020推進財団という組織が

歯を大切にしてスポーツを楽しく

という冊子を発行しています。

その冊子の中に先日ブログで書いた咬合力についての記事がありました。

「運動能力が高い小学生は噛む力も強い」

という記事です。

小学生を対象にしたデータで、咬合力の高い児童の方が懸垂や50m走の記録も優れているというものです。

先日書いたとおり、咬合力は歯並びや咬み合わせに密接に関連しています。

歯並びやかみ合わせを整えることで運動能力が向上が期待できるかもしれません。

日本スポーツ歯科医学会での発表で、プロやアマチュアスポーツのレギュラークラスと控えの選手の口の中の状態を比較したものがあります。

レギュラークラスの選手は控えの選手に比べ虫歯が少なく、咬み合わせも良い人が多いです。

また、レギュラークラスの選手はまめにお口の管理を受けているようです。

将来プロスポーツ選手を目指す人、長くスポーツを楽しみたい人は、定期的なお口の管理とかみ合わせの治療を検討してみてはいかがでしょうか。