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2010.11.14

脳震盪

脳震盪(のうしんとう)は頭やあごに衝撃が加わったときに、脳に起こる機能障害です。

脳震盪の症状でよくイメージされるのは意識障害とふらつきですが、他に頭痛や記憶障害なども起こります。

脳震盪はかなり危険なもので、意識を失うほどの脳震盪を起こした後にすぐにまた脳に衝撃が加わると、場合によっては死に至ります(セカンドインパクトシンドローム)。

意識を失うほどの脳震盪を起こした後は、脳が回復するまでプレーを控えた方が良いのです。

あごに衝撃が加わったときに、マウスガードを装着していれば衝撃の脳への伝達はかなりの確率で防ぐことができます。

しかし、市販のマウスガードは歯科医院で作ってもらうマウスガードに比べて外れやすいため、衝撃が加わったときマウスガードが外れることなく衝撃を緩和してくれるかどうかは疑問です。

人とぶつかったりする可能性のあるスポーツでは安心して競技するためにもマウスガードを装着してほしいです。