ボトックス治療というものがあります。
ボツリヌス菌由来の毒素を注入してシワの改善を行うなどアンチエイジングの治療として脚光を浴びています。
ボツリヌス毒素は神経毒素で、神経をマヒさせる作用があります。
もともと神経の異常な活動に伴う痙攣などに使われていたのですが、表情筋などに用いることで筋肉の働きを抑制し、シワができるのを改善するといった利用がされています。
このボツリヌス注射を審美歯科で使用するところが増えてきています。
ほうれい線やガミースマイルの改善に使用されているようです。
くちびるへの使用ならわかりますが、ほうれい線周囲への適用は歯科の範疇を越えていないかどうか心配になります。
形成外科と審美歯科が併設されているところなら大丈夫かな。
今後の展開が気になります。