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2011.02.07

ホワイトニング 4. 歯のコーティング

歯のホワイトニングシリーズ4回目です。

 

歯の表面からのホワイトニングでどうしても白くならない歯というものがあります。

たとえば、薬の副作用で変色した歯、神経が死んで変色した歯、修復物が入っている歯などです。

神経が死んで変色した歯は歯の中から漂白していけば白くなります。

修復物の入っている歯は修復物をやり直せば歯を白く見せることも可能です。

薬の副作用で変色した歯は、虫歯のない健全な歯でも白く見せようとすると歯の表面を削ってラミネートべニアなどを貼り付けるといった治療になります。

 

いずれの方法も短時間でというのは難しく少し時間がかかります。

 

ごく短時間で白く見せたいときなどに使用される方法として、歯のマニキュアとかコーティングといわれる方法があります。

 

これは歯の表面に白いコーティング材を薄く一層盛り足して、元の歯より白く見せる方法です。

1,2回の来院で白く見せることができる簡単な手法なのですが、衝撃に弱いため、一時的な方法と考えていただいた方が良いです。

ただし、急な用件で一時的でも良いので歯を白くしたい場合に有効です。

このコーティングは金属の上にも施すことができますが、咬む面には使えませんので、下の歯には使えないと考えてください。

株式会社松風 ビューティーコートのカタログから写真転載