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2010.10.22

歯を白くする方法

今日の話題は歯を白くする方法です。

近年、ホワイトニングという言葉が広く認識されるようになりました。文字通り白くするということですが、歯のホワイトニングとは一体何なのでしょう。

まず、白くすることを考える前に、歯の色について考えます。歯の色については色々な要素があり、それらを挙げてみると、

1.歯の表面に付いた色
2.歯の詰め物やかぶせものの色の変化
3.歯の詰め物やかぶせものの周囲の虫歯
4.虫歯
5.歯の脱灰(白くくすんだ色になること)
6.歯の神経がだめになり、中から変色した時
7.歯自体が持っている色
などがあります。

それぞれの対処方法として、

・歯の表面に付く色は食事や飲み物などが原因で、歯科医院で磨いてもらえば落ちます。
・歯の詰め物やかぶせものの色の変化は、材料のプラスチックに時間とともに色が付いていくものです。色が気になるならやり直す必要があります。
・歯の詰め物やかぶせものの周囲の虫歯は、詰め物やかぶせものを取り外し、虫歯治療を行う必要があります。
・虫歯は言うまでもなく治療しないと色は消えません。また、詰め物やかぶせものも白いものを選択しないと白くなりません。
・歯の脱灰は、軽いものだとリカルデントやフッ素の使用で元に戻る場合もあります。脱灰が進んでいる場合は虫歯の治療に準じた対処方法になります。
・歯の中から変色した場合は、神経を抜いて中を掃除し、内側から漂泊する必要があります。
・歯自体が持っている色については歯の外側から漂泊していけば白くなります。

厳密にいえば上に挙げた対処方法すべてがホワイトニングです。このようにホワイトニングといっても様々な処置があり、その処置についてもさらに色々な方法があることを知っていただければと思います。