美容関連の医療広告の規制について
共同通信の記事から以下転載
HPで施術前後の写真だめ 厚労省、美容クリニックに指針
厚生労働省は15日までに、美容整形や脱毛、脂肪吸引などを行う医療機関を対象に、ホームページ(HP)での宣伝を規制する指針を、2012年度中に策定することを決めた。限られた成功例を強調する施術前後の写真や患者の体験談は、掲載を禁じる方針だ。
医療機関の広告は医療法で厳しく制限され、雑誌広告などは現状でもこうした表現が禁止されているが、HPは対象外。美容クリニックなどのHPを見て訪れた患者が高額な費用を請求されたり、施術結果が不本意だったりといったトラブルが増え、厚労省はルールが必要と判断した。
2012年度中に策定とのことで、厚生労働省のHPからは具体的な内容は得られませんでした。
矯正治療とホワイトニングを行っている歯科医院としてはどこで線引きをされるのかが心配です。
ホワイトニングの場合、白くなる程度は人によって違うので規制の対象になるかもしれませんね。
冬休みモード終了
1か月以上空けてしまいました。
久しぶりの更新です。
冬休みは子供の患者さんが集中するので忙しくなります。
さらに29日まで診療予定が、29日が木曜日だったため診療日数が短くなってしまい、
ぎっしりと詰め込んだ予約の取り方になってしまいました。、
先週はため込んだ事務仕事をこなし、今週になってようやく一段落つけることができました。
今週はしっかり更新しようと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
非抜歯矯正
矯正相談をしていると、歯を抜かずに治せないですかと聞かれることが多いです。
なるべく抜かずに治す治療計画を考えてはいるのですが、
来院のきっかけになった悩みが口元が出ていることだったり、
歯並びのがたがたの程度が大きかったり、
骨格的なずれが大きい場合は抜歯が必要と説明することが多いです。
一方、自分だったら抜歯が必要と考えるケースでも抜歯せずに治療をしている先生たちがいらっしゃいます。
最近、その先生たちが非抜歯矯正の本を出版されました。
どのように診断しているのか?
治療のゴールはどう設定しているのか?
治療の進め方はどうなのか?
仕上がりはどうなのか?
治療後の安定はどうなのか?
とても興味があります。
有効な手法なら自分の診療に組み入れたいと思い、購入しました。
なかなかゆっくりと読む時間は作れませんので、診療の合間にでも読もうと思っています。
1か月ぶりの更新
長らくご無沙汰していました。
1か月ぶりの更新です。
学会が終わったあと色々と忙しく、気がつくと時間が過ぎているという毎日でした。
夏休みから学会までの間は初診の患者さんは子供の患者さんばかりでしたが、学会後はなぜか成人の矯正希望の患者さん、ホワイトニング希望の患者さんが多くなり、子供の患者さんは数えるほどでした。
成人患者さんの治療計画立案、ホワイトニングはともに結構時間がかかり、同時並行で矯正装置の製作(相変わらず外注せず、自分で作っています)をしていると時間が足りなくなり、休日も出勤して治療計画の立案や装置製作をしている状態です。
その忙しい状態もそろそろ落ち着いてきたので、またぼちぼちとブログを更新していきたいと思います。
日本矯正歯科学会
10月17日から20日までの4日間、日本矯正歯科学会の大会に参加するため名古屋に行ってきました。
ここ数年は色々な理由で日帰りでの学会参加が多かったのですが、今年は久しぶりに最初から最後まで聞くことができました。
Ⅰ期治療の話、セットアップの工夫、姿勢などの話、口腔筋機能療法、最近のエッジワイズの話など、学会に参加しなければなかなか知ることができないような話を聞くことができました。
全部一度に自分の臨床に組み込むのは大変ですが、できるところから変えていこうと思います。
学会参加中は長く休診して申し訳ありませんでした。
スポーツメディカルチェック
今日は朝から国体クラスの選手のメディカルチェックに行ってきました。
県内トップクラスの100人が対象です。
歯科は虫歯や歯周病、顎関節にチェックがメインですが、かみ合わせや咬合力についても見させてもらいました。
明日から矯正学会なので、データ処理は金曜以降になります。
処理後のデータが楽しみです。
それにしても疲れました。
埋伏歯ラッシュ
最近の初診患者さんは成人が少なく、こどもがほとんどになってきました。
そのこどもの患者さんたちについてなのですが、
先月から今月にかけて矯正治療開始になったこどもの患者さんは、なぜか埋伏歯の牽引が必要という患者さんが続きました。
一人目:左上2、3番埋伏歯
二人目:右上3番が2番と位転して埋伏
三人目:左上3番埋伏歯
こんなに続いたのは初めてです。
上顎の3番埋伏歯は増えているのかな?
再治療希望について
矯正相談に、ときどき矯正治療を受けた経験のある患者さんがいらっしゃいます。
気にしていた部分はばっちり治ったけれど後戻りしたとか、
治療して良くなったけれど、以前は気にしていなかった部分が気になるようになったとか、
一番気になっていた部分は少しも良くならず、治療後もずっと気になっている
など、
相談に来られる背景は色々です。
上二つは相談を受けていても心がもやもやすることが少ないのですが、
一番下のケースで来られると、相談を受けていてとても気分が沈んでいきます。
患者さんが気にしている部分がなぜ歯科医に伝わらなかったのか?
(伝わっていて、治せるつもりで手を付けたが治せるだけの技量がなかったのか、初めから治すつもりがなかったのか?)
私の歯科医院に来られた患者さんで、矯正治療を開始される方には必ず治療計画書をお渡ししています。
それは、患者さんと歯科医師が持っている治療に対するイメージのずれをなるべく少なくするためです。
治療にどのような装置を使うか
どういった手順で治療をするか
どの歯を抜くのか
治療後の歯並びはどうなるのか
顔はどう変化するのか
それらを計画書の中に必要なだけ書き込んでいます。
歯科医師が持っている治療に対するイメージが患者さんに伝われば、治療計画説明の段階で、気になる部分が治っていない治療計画には患者さんからNOが突きつけられると思います。
一番気になっていた部分が少しも良くならず、時間と費用を無駄にする治療が少しでもなくなることを願っています。
白いワイヤー
外側からの矯正治療で、目立たないことを希望された患者さんには白いワイヤーを使って矯正治療を行っています。
この白いワイヤーは表面に白い材料でコーティングされているので、見た目は本当に歯の色に近くて良いのですが、長く使ったり、器具で傷が付くとすぐにはげてきます。
治療の初期のように、来院ごとに交換するときは良いのですが、治療が進んできて、同じワイヤーを使いたいときにはげてくると困ります。
はげてきた所だけ上から修正ペンのように白くすることができれば良いのですが。
どこかのメーカーさん、出してくれませんかね?
裏側からの矯正治療の相談
最近いろいろと仕事が重なり、更新が滞っています。
すみません。
10月からSTbを使った裏側からの矯正治療を開始したことをブログに書きました。
スタートするにあたり、ホームページを9月下旬に書き換えたのですが、10月に入ってすぐに立て続けに裏側からの矯正治療の相談をいただきました。
宮崎だとそれほど相談がないかなと思っていましたが、ニーズは高かったです。
見えないメリットは思った以上に高く評価されているのですね。