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2011.05.19

献血に行ってみましたが・・・

10年ほど前まで定期的に献血に行っていました。

その後、クロイツフェルトヤコブ病の危険性がある?とのことだったので、イギリス滞在暦(3日ほどしかいませんでした)のある人は献血不適格ということで献血に行かなくなりました。

 

いつだったか、新聞でイギリス滞在暦が緩和され数日程度なら献血可能という記事を読み、時間がある時に献血に行ってこようと思っていました。

 

今日時間があり、献血ルームの前を通ったので成分献血をしようと思い献血に行ってみました。

 

結果、拒否されました。

半年以上のヨーロッパ滞在(2年住んでいました)は不適格だそうです orz

今後緩和されることがあるのかな?

2011.05.10

今年の夏の電力需要

浜岡原発が稼働停止になりました。

九州にも玄海原発、川内原発があり、運転停止中の原子炉は再開の見込みが立っていません。

九州でも夏場の電力供給が不足する可能性が出てきました。

家族だけなら我慢させるのも可能ですが、診療時間中はどうしてもエアコンをつけることになると思います。

診療中に突然停電とか、診療日が計画停電という風になるとかなり困ります。

日刊スポーツのウェブ版には上の方に東京電力の現在の電力消費量が出ています。

九州電力の電力消費量もどこかで出してもらえると良いですね。

追加:ウィンドウズのガジェットに自分が住んでいる管内の電力会社の電力消費量と気温、今後の見込みがリアルタイムで出るようなものを誰か作らないかな。

停電しそうだったら、大急ぎでPCを保存してシャットダウンするので。

追加の追加:東京電力についてはガジェットがありました。

2011.04.24

九州新幹線のCM

九州新幹線は東日本大震災の翌3月12日に全線開通しました。

開業の日は本来なら九州新幹線のCMが大々的に流されるのですが、皆さんのご存知の通り震災関連のニュースやACの広告でいっぱいでした。

 

ところで、自粛されていた九州新幹線のCMがなかなかの出来で、そのまま日の目を見ないのも残念と思っていたら、23日から再放送されることになったようです。(残念ながらまだ私自身はテレビでまだ一度も見れていないのですが)

 

このCMは九州だけで流されるようですが、他の地域のかたにも是非見ていただけたらと思い、Youtubeでアップされたものを貼り付けます。

見ると、少し元気を分けてもらったような気分になれます。

 

2011.04.18

ジンバブエ

このブログは「はてな」ですが、有料のメニューの中にアクセス解析があります。

久しぶりに眺めていたら、ジンバブエからのアクセスがありました。

現地の日本人のかたでしょうか。

わざわざ見てくれてありがとうございます。

うれしかったです。

2011.04.14

定休日

4月14日、今日は木曜日で、定休日です。

宮崎市は今日も晴れ。

雨があまり降らないので、水源地では水不足になってきているようです。

もうすぐゴールデンウィークで、歯科医院も休診予定です。

家族をどこかへ連れいていこうと思い、いろいろ検討した結果、海幸山幸に乗って南郷のほうへ行こうと考えました。

海幸山幸はJR九州のリゾート列車で、宮崎から南郷に一日一往復だけ運行している列車です。

外装とインテリアは飫肥杉を使っていて風情があります。

 

予約を取るため、JR九州のホームページにアクセスしてみましたが・・・

時すでに遅し

夏休みに予約することにします。

2011.04.08

義援箱の盗難

矯正の話題を書くつもりでしたが、ネット上で見つけた記事を載せます。

店頭の震災義援金箱、盗難相次ぐ 福岡

 7日夕から8日朝にかけて福岡県内の4カ所で、東日本大震災の義援金箱が相次いでなくなり、県警が窃盗事件として調べている。

 筑紫野署によると、7日午後6時半ごろ、同県太宰府市都府楼南5丁目のカラオケ店で、約2万5千円が入った義援金箱がレジの前からなくなっているのに従業員が気づいた。同6時ごろはあったという。当時、従業員2人が勤務し、数組の客が出入りしたという。

 また、8日午前7時半ごろ、同県飯塚市弁分の美容院から約5千円入りの義援金箱が盗まれた、と飯塚署に通報があった。同署によると、7日午後7時ごろ、美容師女性(44)が箱を棚にしまって閉店したが、8日午前7時ごろに出勤するとなくなっていた。何者かが勝手口のドアガラスを割って侵入したとみられる。さらに市内の保育園と選挙事務所からも義援金計2800円の盗難届があった。

asahi.comの記事を転載

 

宮崎市でも義援金の盗難がありました。

テレビで被災地の悲惨な状況が繰り返し流れているにもかかわらず、被害の受けていない地域で義援金の盗難が起きています。

嘆かわしいです。

犯人が逮捕され、

自分がしたこと意味がわかるようにその犯人には被災地でボランティアをさせることができればと思います。

2011.04.03

原子力事故

福島の原子力発電所の事故はいまだに終息が見えない状況です。

原子力関連の事故について過去にどのようなものがあったのか、wikipediaにまとめがありましたので転載します。

 

福島原発関連

1978年11月2日 東京電力福島第一原子力発電所3号機事故

日本初の臨界事故とされる。

戻り弁の操作ミスで制御棒5本が抜け、午前3時から、出勤してきた副長が気付きゆっくり修正し終わる10時半までの7時間半臨界が続いたとされる。

沸騰水型の原子炉で、弁操作の誤りで炉内圧力が高まり、制御棒が抜けるという本質的な弱点の事故。この情報は発電所内でも共有されず、同発電所でもその後繰り返され、他の原発でも(合計少なくとも6件)繰り返される。1999年志賀原発事故も防げたかも知れず、本質的な弱点なので、世界中の原子炉で起こっている可能性がある。

特に重要なのが、1991年5月31日の中部電力浜岡3号機の制御棒が同様に3本抜けた事故である。中部電力は1992年にマニュアルを改訂した。「国への報告はしなかったが、他電力へ報告した。」と主張した。

事故発生から29年後の2007年3月22日に発覚、公表された。東京電力は「当時は報告義務がなかった」と主張している。

 

1989年1月1日 東京電力福島第二原子力発電所3号機事故

原子炉再循環ポンプ内部が壊れ、炉心に多量の金属粉が流出した事故。レベル2。

 

1990年9月9日 東京電力福島第一原子力発電所3号機事故

主蒸気隔離弁を止めるピンが壊れた結果、原子炉圧力が上昇して「中性子束高」の信号により自動停止した。レベル2。

 

1998年2月22日福島第一原子力発電所

第4号機の定期検査中、137本の制御棒のうちの34本が50分間、全体の25分の1(1ノッチ約15cm)抜けた。

 

日本国内

1999年9月30日 東海村JCO核燃料加工施設臨界事故

日本で3番目の臨界事故で、作業員2名が死亡。レベル4。

 

1991年2月9日 関西電力美浜発電所2号機事故

蒸気発生器の伝熱管の1本が破断し、非常用炉心冷却装置(ECCS)が作動した。レベル2。

いわゆる「ギロチン裁断」問題。加圧水型原子炉(PWR)特有の弱点である。

この問題はマスコミによって連日繰り返しオーバーに伝えられ、あたかもPWRがBWRに比べて危険な存在であるかのように印象付けた。その後も、制御棒の挿入方法や、日本特有の条件などを無視して、前述のスリーマイル島原子力発電所事故(日本のPWRはウェスティングハウス系なので本来TMI事故の原因とは無関係)とあわせ、「PWRはBWRより反応余裕度が少なく、ギロチン裁断の問題もあって危険」と断じる評論家が多い。

 

1991年4月4日 中部電力浜岡原子力発電所3号機事故

誤信号により原子炉給水量が減少し、原子炉が自動停止した。レベル2。

 

1997年3月11日 動力炉・核燃料開発事業団東海再処理施設アスファルト固化施設火災爆発事故

低レベル放射性物質をアスファルト固化する施設で火災発生、爆発。レベル3。

 

1999年6月18日 北陸電力志賀原子力発電所1号機事故

定期点検中に沸騰水型原子炉(BWR)の弁操作の誤りで炉内の圧力が上昇し3本の制御棒が抜け、想定外で無制御臨界になり、スクラム信号が出たが、制御棒を挿入できず、手動で弁を操作するまで臨界が15分間続いた。点検前にスクラム用の窒素を全ての弁で抜いてあったというミスと、マニュアルで弁操作が開閉逆だったと言うのが、臨界になる主な原因であった。

所長も参加する所内幹部会議で隠蔽が決定され、運転日誌への記載も、本社への報告も無かったとされる。当時の所長代理は、発覚時点で常務・原子力推進本部副本部長=安全担当、志賀原発担当。総点検の聞き取りに対しては事故を報告しなかった。

原発関連の不祥事続発に伴う2006年11月の保安院指示による社内総点検中、報告が出た結果、2007年3月公表に至った。レベル1-3

日本で2番目の臨界事故とされる。

日本原子力技術協会が、最悪の事態を想定して欠落データを補完した研究によると、定格出力の15%まで出力が瞬間的に急上昇した即発臨界であった可能性がある。ただし、燃料中のウラン238が中性子を吸収し、それ以上の事態になる可能性はなかったという。

この事故に関して、一部マスコミ等で「制御棒が落下した」「沸騰水型原子炉の制御棒は下から挿入されるので、水圧が抜けると落下する危険がある」との誤解があったが、実際は「水圧装置の誤作動により、引き抜き動作が行われた」であり、重力の影響で落下したのでないことに注意が必要である。

 

1973年3月 美浜原子力発電所燃料棒破損

美浜一号炉において核燃料棒が折損する事故が発生したが、関西電力はこの事故を公表せず秘匿していた。この事故が明らかになったのは内部告発によるものである。

 

1974年9月1日 原子力船「むつ」の放射線漏れ事故

1995年12月8日 動力炉・核燃料開発事業団高速増殖炉もんじゅナトリウム漏洩事故

2次主冷却系の温度計の鞘が折れ、ナトリウムが漏洩し燃焼した。レベル1。この事故により、もんじゅは15年近く経った2010年4月まで停止を余儀なくされた。

 

2004年8月9日 関西電力美浜発電所3号機2次系配管破損事故

2次冷却系のタービン発電機付近の配管破損により高温高圧の水蒸気が多量に噴出。逃げ遅れた作業員5名が熱傷で死亡。レベル0+。

 

2007年7月16日 新潟県中越沖地震に伴う東京電力柏崎刈羽原子力発電所での一連の事故

同日発生した新潟県中越沖地震により、外部電源用の油冷式変圧器が火災を起し、微量の放射性物質の漏洩が検出された。この地震により発生した火災は柏崎刈羽原子力発電所一カ所のみであるとされる。

震災後の高波によって敷地内が冠水、このため使用済み燃料棒プールの冷却水が一部流失している。

全ての被害の詳細は2007年10月現在もなお調査中である。この事故により柏崎刈羽原子力発電所は全面停止を余儀なくされた。

2007年11月13日、経済産業省原子力安全・保安院はこの事故をレベル0-と評価した。

 

日本国外

1957年9月29日 ウラル核惨事

ソビエト連邦ウラル地方カスリ市の北100kmにあるクイツシム町にある「チェリヤビンスク65」という暗号名を持つ秘密都市の「マヤーク」(灯台の意味)という兵器(原子爆弾)用プルトニウムを生産するための原子炉5基および再処理施設を持つプラントで起こった事故。プルトニウムを含む200万キュリーの放射性物質が飛散した。放射性物質の大量貯蔵に伴う事故の危険性を知らせた事故である。

当初この事故は極秘とされていたが、西側に亡命した科学者であるジョレス・A・メドベージェフが1976年に英科学誌「ニュー・サイエンティスト」に論文を掲載したことで知られるようになった。

 

1957年10月10日 ウィンズケール火災事故

世界初の原子炉重大事故。イギリス北西部の軍事用プルトニウムを生産するウィンズケイル原子力工場(現セラフィールド)の原子炉2基の炉心で黒鉛(炭素製)減速材の過熱により火災が発生、16時間燃え続け多量の放射性物質を外部に放出した。避難命令が出なかったため、地元住民は一生許容線量の10倍の放射線を受け、数十人がその後白血病で死亡した。現在の所白血病発生率は全国平均の3倍である。当時のマクミラン政権が極秘にしていたが、30年後に公開された。現在でも危険な状態にある。2万キュリーのヨウ素131が工場周辺500平方キロメートルを汚染し、ヨードの危険性を知らせたことで有名である。水蒸気爆発のおそれから注水に手間取った。これはスリーマイル島でも繰り返された。

 

1961年1月3日 SL-1事故

事故後、撤去されるSL-1の原子炉容器SL-1 (Stationary Low-Power Reactor Number One) はアメリカのアイダホフォールズにあった海軍の軍事用の試験炉である。運転出力は軍事基地のための暖房としての熱エネルギーとして400 kW、電気出力として200 kWの合計600 kWであり、設計出力は3 MWであった。当事者が死亡してしまったため事故の原因ははっきりとは分かっていないが、制御棒を運転員が誤って引き抜き、原子炉の暴走が起きたと考えられている。この暴走により、13トンの原子炉容器が1メートル近く飛び上がった。事故で放出されたエネルギーは約50 MJに相当し、炉内にあった約100万キュリーの核分裂生成物のうち約1パーセントが放出されたと考えられている。

なお原子炉は暴走したものの、その後減速材である軽水が失われたため自然に停止したと考えられている。また、冷却材が失われても炉心が溶融しなかったのは、炉の出力が小さかったためとも考えられる。

事故が起きたのは午後9時であり、当時夜勤で3人の運転員がいたが2人は即死であったと考えられる。事故発生後に救出隊が駆けつけたときは放射線の強さが非常に強く、1時間半は現場に近づく事さえできなかった。現場に入ると制御室には2人がおり、その内の2人がまだ生きていて救急車で搬送されたが、搬送中に死亡した。事故から数日後に残りの1人が原子炉の暴走により飛び出した制御棒に胸を貫かれ、天井に貼り付けにされた状態で発見された。

三人の遺体は、露出していた頭部や手などが余りにも汚染度が激しかったため、切断して高レベル放射性廃棄物として処理しなければならなくなった。搬送に使用した救急車も放射能に汚染されてしまったために、後に放射性廃棄物として処分しなければならなくなった。

チェルノブイリ原子力発電所事故が起きるまでは原子炉で死者が出た唯一の事故として知られていた。

 

1963年10月フランスのサン・ローラン・デ・ゾー原子炉で燃料溶融事故

 

1966年10月5日 エンリコ・フェルミ1号炉

エンリコ・フェルミ炉はアメリカのデトロイト郊外にあった高速増殖炉試験炉である。1966年10月5日に炉心溶融を起こし閉鎖された。原子炉の炉心溶融事故が実際に発生した最初の例とされている。後にこの事故について書かれたドキュメンタリーのタイトルには、『我々はデトロイトを失うところであった』と書かれた。

 

1979年3月28日 スリーマイル島原子力発電所事故

アメリカ・スリーマイル島原子力発電所の炉心溶融事故。レベル5の事故であり、不完全な設備保全、人間工学を重視していない制御盤配置、そして中央制御室運転員の誤判断等が重なって発生した。当初は外部へ放射性物質が大量に放出されたとの報道もあった。この事故の影響により、アメリカ政府は新規原発建設中止に追い込まれた。アメリカではこの事故を契機にトラブルや運転等の情報を共有する組織としてアメリカ合衆国原子力規制委員会 (INPO) が結成され、その後の原子力発電所の安全性向上に寄与することとなった。

 

1986年4月26日 チェルノブイリ原子力発電所事故

ウクライナ共和国チェルノブイリ原発4号機が爆発・炎上し、多量の放射性物質が大気中に放出されたレベル7の深刻重大な事件。事実上、史上最悪の原子力事故である。無許可での発電実験中、安全装置を切り制御棒をほとんど引き抜いたために出力が急上昇して起こったとされている。放射性物質は気流に乗って世界規模で被曝をもたらした。直接の死亡者は作業員・救助隊員の数十名だけであるが、がんなどの疾病を含めると、数万から数十万にのぼるとされていた。2005年に発表された世界保健機関 (WHO) 等の複数組織による国際共同調査結果では、この事故による直接的な死者は最終的に9,000人との評価もある。2000年4月26日に行われた14周年追悼式典では事故処理に従事した作業員85万人のうち、5万5千人が死亡したと発表されており、WHOの評価とは大きく食い違っている。この事故を契機に国際的な原子力情報交換の重要性が認識され、世界原子力発電事業者協会 (WANO) が結成された。

 

1973年11月、バーモントヤンキー原発(米バーモント州)

検査のため抜いた状態だった制御棒の隣の制御棒を誤って抜き、炉心の一部が臨界。圧力容器と格納容器のふたは開けたままだった。

 

1976年11月、ミルストン原発1号機(米コネティカット州)

臨界は炉心スクラムで止まった。

 

1987年7月オスカーシャム原発3号機(スウェーデン)

制御棒の効果を調べる試験中に制御棒を抜いていたところ想定外の臨界状態になったが、運転員が気付くのが遅れ、臨界状態が続いた。

 

1987年9月、ゴイアニア被曝事故

ブラジルのゴイアニア市で発生した放射能汚染事故。閉鎖された病院に放置されていた放射線療法用の医療機器から放射線源が盗難に遭い、地元のスクラップ業者によって解体された事で内部のセシウム137が露出。暗闇で光るという特性に好奇心を持った人々が自宅に持ち帰るなどした事で、貧民街を中心に汚染が広がった。同年の12月までに250人が被曝し、4人が急性放射線障害で死亡した。翌年の3月までに汚染がひどかった家屋7軒が解体され、周辺の土壌交換などが行われた。

 

2008年7月7日、トリカスタン原子力発電所事故

7日の夜から8日にかけて、フランス・アヴィニョン北部ボレーヌ市に接するトリカスタン原発において、ウラン溶液貯蔵タンクのメンテナンス中、 タンクからウラン溶液約3万リットルが溢れ出し、職員100人余が被曝し、付近の河川に74 kgのウラニウムが流れ出した。原発は一時閉鎖され、水道水の使用や河川への立ち入りが禁止されるなどした。フランス原子力安全庁は事故レベルを0としている。

 

 

軍事用の原子力事故を除きましたが、国内、国外問わずかなりの事故がありました。

資源の無い国としては原子力発電は安価で安定的に電力を供給できる魅力があるのですが、完全に人類の手で制御できるかと考えるとやや心配です。

少なくとも現在稼働中の原子力発電所の耐震と津波対策は十分に行って欲しいものです。

2011.03.31

クロックス

私は診療室でクロックスを履いています。

長時間でも疲れないので重宝しています。

先日まで、白のクロックスを履いていたのですが、汚れが目立つようになったので医療従事者用の黒のクロックスを注文しました。

届いたのがこれです。

通常のクロックスと違い、足の甲の部分に穴がありません。

鋭利な器具の落下防止から足を守るようになっています。

また、かかとの部分は深めで、脱げにくくなっています。

夏は少し蒸れるかもしれません。

2011.03.24

放射線被ばくなどに関するQ&A

日本医学放射線学会が一般に人向けに放射線に関するQ&Aを公開しています。

これを転載します。

 

皆様へ

社団法人 日本医学放射線学会

 2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖大地震の後、東京電力福島原子力発電所で放射性物質の飛散が報道されています。懸命の原子炉防御作業が継続していますが、現在原発周囲半径20キロメートル圏内の住民が避難し、20~30キロメートル圏内の住民は屋内へ退避する事態となっています。

日本医学放射線学会は、被災された皆様、被災地で活動を続ける会員各位へ衷心からお見舞い申しあげます。

 お母様が子供のことを第一に考え、放射線のことはよく分らないからと心配になることは充分理解できますが、今回の避難や屋内退避の指示は、今の被害状況や今後の被害の拡大に備えたものです。したがって、この指示に従っている限り、以前どこに居たとか、どの地域にいたからと、心配する必要はありません。どこにいても母親や子供の健康影響が心配となるような放射線の量は浴びていません。お母さんの精神的な不安の方がお腹の子の成長に影響します。放射線の量ではなく、落ち着いて安心して暮らせる場所を一番の判断基準にしてください。

 皆様に適切かつ冷静な判断をお願いします。これまで学会等へ寄せられた質問に対する答えをまとめました。

Q1 いろいろな環境数値が発表されています。例えば昨日は東京新宿区で、0.05マイクロシーベルト、福島原発の半径30キロメートル内 80マイクロシーベルトとあります。これは人体へ影響のある数値でしょうか。

A1 これらの数字は一時間あたりの線量を示します。半径30キロメートル以内は屋内退避で、建物の中に居るはずですから、半径30キロメートル内が、大きな数値であると心配する必要はありません。皆さんがいまいる場所の情報をご確認ください。
 放射線の量は原子力発電所から放出された放射性物質とどのくらい接触したかによります。実際にみなさんが住んでいる場所では、きわめて小さな値なのです。さらに、室内にいると、外部からの放射線を建物がさえぎりますから放射線の量はさらに少なくなります。

 つまり、行政からの指示に従い、行動する限り、被ばくによる健康への影響はありません。

 

Q2 妊婦やお腹の中の赤ちゃんや小さな子供のほうが放射線の影響を受けやすいのでしょうか?

A2 今皆さんがどこにいても、地域の放射線量は妊婦や子供への影響を心配するには及ばない少ない線量です。
 妊婦になると、突然放射線の影響を強く受けるように、体質が変わるわけではありません。普通の大人と同じです。

 大人より子供(小学生くらいまで)の方が、大量に放射線を浴びた場合の影響は2~3倍高いと考えられています。しかし、子供の方が極端に放射線の影響を受けやすい訳ではありません。通常放射線の専門家が子供には配慮をしましょうと伝えているのは、子供は、大人よりも将来の時間が長く、将来どのような健康状態になるかがわからない今の段階では、なるべく注意をはらっておこう、と考えているからです。いろいろな場面で、大人達が「子供は将来があるから大切にしよう」、と思うことと同じです。

 最近の研究では、お腹の中の赤ちゃんは、私たち専門家も驚くほど、細胞の中の遺伝子が放射線の影響を受けないことが明らかになりました。

 お母さんは体内の子宮で自らの子を守っています。お母さんの身体が遮ってくれるので、外から放射線を浴びても、その半分以下の放射線量しか赤ちゃんには届きません。

 

Q3 妊婦はX線検査を受けると危ないと聞いているから普通の人より放射を気にしたほうが いいの?と思ってしまいます。

A3 妊娠の方が病気になった場合、お母さんの健康を守り、丈夫な赤ちゃんを産んでいただくために、どこの病院でも安全に放射線検査を行っています。
 検査のために用いる放射線の量はごくわずかです。妊娠中のどの時期に検査をうけても、お子さんへの影響を心配する必要はありません。今回のことで体調を悪くされているお母さんは、安心して必要な検査を受けてください。

 

Q4 子供を外で遊ばせてもいいですか?

A4 子供が外で遊ばないことによる、ストレスは非常に大きいと思います。
 東京などの現地から離れたところでも環境の放射線量がいつものより多いからと心配になるかもしれませんが、放射線量としては微量です。子供を外で遊ばせても全く問題はありません。また、地震の影響の強いところは基本的に外で遊べる状況ではない、危険な状態だと思いますが、屋内退避の勧告が出ていない地域では、いつもどおり生活していただいてかまいません。

 

Q5 放射性を身体から取り除く効果的な対策は何ですか?

A5 環境中の放射線量が増えている原因は、空気中を浮遊している物質に、放射線を出す性質をもった物質が、通常よりも多く混ざっているためです。この放射線を出す性質がある物質(放射性物質)は、ほとんど目に見えない微細な粒子として、空気中に浮遊しています。この時期花粉症の方も多いと思いますので、いつもなさっている、服のほこりを家に入る前にはらうなどの花粉症対策をすれば、同時に放射線性物質も取り除くことができます。

 

Q6 放射性物質が長時間、皮膚に付着すると害があるのでしょうか?

A6 空気中を浮遊している放射性物質は、手や身体に付いて残っていても特に害を及ぼすことはありません。そのような大量の放射線量は出ません。また、皮膚のついた放射性物質は簡単な除染処置という方法で取り除くことができます。

 

 

Q7 放射線被ばくに不安があるのですが、どこへ問い合わせたらいいですか?

A7 今皆さんが健康被害を心配する必要はありません。各地の病院スタッフは、悪性腫瘍や急性外傷等の患者の健康を守るために日常診療を行っています。ご不安な気持ちはわかりますが、病院へ電話をして医師に個別健康相談をお願いしていると診療が止まってしまいますから、これだけはご遠慮ください。どうしても不安な場合は、現在多くの行政機関が対応窓口を設置しはじめています。都道府県単位で行っていますから、地域の状況により異なります。政府機関からの情報が提供されています。また、放射線医学総合研究所、日本医学放射線学会のHPには相談者本人が連絡を入れるコーナーはありますが、いずれも問い合わせが殺到しており、重大な相談を優先して解答していることをご承知おきください。NHKをはじめとする、マスコミの報道に冷静に耳を傾けていただければ、多くのことが解決されると思います。

 

 

Q8 自分もサーベイメータによる汚染検査を受けたいのですが

A8 避難している皆さんを計測している中で、これまでにサーベイメータの計測値が、避難している皆さんを計測してきわめて高い数値を示したとの報告はありません。被災地よりも遠くにお住まいの方は、このような検査を受ける必要はありません。

 

 

Q9 被災地から避難した人をそのまま受け入れてもいいですか?

A9 親戚の方など、被災地から避難したような方を受け入れてあげる時は、お家に着いたら服のほこりを良く払ってあげ、長旅の疲れをいやすためにシャワーを貸してあげてください。これで放射性物質は充分取り去ることができます。また、自動車で移動された方は、長時間運転してきた間に、車の表面に様々なほこりが付いています。自動洗車機等を用いた自動車の洗車ができればなお宜しいかと思います。

 

 

Q10 放射線防護剤(安定ヨウ素剤)をほしいのですが

A10 ヨウ素剤を飲むと甲状腺に多く集まる放射性物質を防御できることは、マスコミ報道などにより皆さんも聞いていらっしゃると思います。これは、本当に手の付けられないような大惨事に人が巻き込まれたときに、医師が若い方への投与を判断します。甲状腺の癌を心配する声が一部にはありますが、大人にとって甲状腺は放射線の影響をあまり受けない臓器です。子供は大人よりも影響受け易いので、まずは子供から考えるように投与方法も決まっています。しかし、島国の日本ではロシアなど内陸地の国民に比べてもともと甲状腺内のヨウ素は充分にあります。また実際に投与を受ける必要があるほど放射線を浴びる可能性は現状では考えられません。なお、市販のうがい薬などを飲むことは危険ですのでやめてください。
 現在、関東以西の状況は落ち着いていますが、今回の一般市民の放射線汚染報道以後、全国の医療機関に不安を持った皆様からの問い合わせが続いています。

 妊娠中のお母様方のご心痛は察するにあまりありますが、現在放射線被ばくについて検討の対象となっている方々は、いずれも原発の復旧作業のために尽力をしている方々です。また、この方々から体調に影響するような大量の方放射線を浴びた方はいらっしゃいません。

 皆様もどうぞ落ち着いて健やかにお過ごしください。

 

Q11 1都5県で水道水より放射性物質が検出され、人体に影響はないとのお話ですが、お腹の中の子供にも影響はないのでしょうか。

A11 一時的に、通常よりは数値が高くなった、という意味です。赤ちゃんが飲んでも影響はございません。これまで通りになさってください。水道水に関する基準は、放射線が検出された水だけを、一年間毎日飲み続けると仮定し、それでも、大人も子供も心配する必要がない濃度を、基準値として設定しています。とても厳しい値です。ですから、この基準値を超えたら危険という数値ではありません。
 但し、政府が直接の飲用制限を指示している地域においては、別途配給されている飲料水を利用してください。

 

Q12 牛乳、ホウレン草、かき菜で検出された放射線量は人体に問題があるものなのでしょうか。妊婦や子どもへの影響は大きいのでしょうか。

A12 現在、放射線が検出された、牛乳やホウレン草などの農作物は出荷が止まっています。出荷を停止した基準値は、国際的に見ても、少ない放射線量、すなわち、厳しい基準です。現在報告されている範囲の牛乳や野菜を数回食べてしまったとしても、妊婦や子供、お腹の中の赤ちゃんに対する影響を心配する放射線量ではありません。

 

2011.03.24

東北沖地震震災情報サイト sinsai.info

東北沖地震の震災情報をまとめたサイトがあります。

 

このサイトは地震発生から7時間後には立ち上げられ、メールやtwitterからも情報が集約され、震災に関する様々な情報を提供できるようになっています。

特に、情報はそれぞれのカテゴリーに分類され、地図上でカテゴリーごとの分布がわかるようになっています。

 

こういったサイトを短時間で立ち上げることができた日本の力量に感銘を受けつつ、多くの人が困難な状況にあるということがこれまでになく視覚的に理解できました。

また、クラウドソーシングによる必要な情報の提供が初めて身近に感じることができました。

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