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2010.12.25

口の周囲の筋肉のトレーニング

普段口をあけているひとは口の周囲の筋肉がうまく働いていないことが多いです。

そのようなひとは表情が乏しくなり、暗い印象を与えます。

今回はくちびると口の周囲の筋肉のトレーニングです。

くちびるの筋肉と口の周囲の筋肉は密接に関連しています。

くちびるの筋肉だけでなく、表情の筋肉を鍛えることでくちびるの機能はより向上します。

1. リップマッサージ

最初に口をかるく開けて、鼻の下を伸ばします。このとき、上くちびるで上の前歯を内側へ強く押しこむように伸ばしてください。

次に、下くちびるを上くちびるの上に大きくかぶせます。

このとき、下の歯で上くちびるを咬まないように注意してください。あくまでも下くちびるだけかぶせてください。

大きくかぶせた下唇をゆっくり下げていきます。

このとき、なるべく下くちびるで上くちびるを強くこするようにしてください。

これを10回繰り返します。

2. 上くちびるのトレーニング1

口を大きく開けて、下くちびるをゆびで押しさげます。

上くちびる(鼻の下)はできるだけ下に伸ばしてください。

この状態で、10秒間維持します。

これを5回繰り返してください。

3. 上くちびるのトレーニング2

口を大きく開けて、人差し指を鼻の下にあてます。

上くちびる(鼻の下)をゆっくりと人差し指でこすりながら下に伸ばします。

10数えるぐらいのスピードで下に伸ばしてください。

これを5回繰り返してください。

1.2.3.のトレーニングは、上の前歯が前に出ているひとに対するトレーニングとして特に効果があります。

上の前歯が出ているひとは上のくちびるが緩んでいて、上に反り返っています。

このトレーニングで反り返りを取り除きましょう。

4. 表情筋のトレーニング

鏡を見ながらトレーニングします。

鏡を見ながらイーと発音してください。

このとき、口の角はできるかぎる斜め上に引き上げるようにしてください。

写真のように、口の角があまり上がらない場合は、指をかるく添えて持ち上げてください。

持ち上がったら、指をはずし、その表情を数秒間維持してください。

次にくちびるをすぼめて突き出し、ウーと発音してください。

これを10回繰り返します。

このトレーニングではイーの発音時、ウーの発音時の表情をできるだけおおげさにするようにしてください。

やればやるほど表情の筋肉がトレーニングされ、きれいな笑顔を作れるのみならず、口の周りの血行が促進されます。