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2010.12.21

セファロ

矯正では顔のレントゲン写真をとります。

このレントゲン写真を矯正歯科医はセファロ(セファログラム)と呼んでいます。

撮影することが多いのが、横顔を撮ったものと(上の写真左)、前後方向を撮ったもの(上の写真右)です。

横顔を撮っているところです。

本当は顔を壁の方に向けて撮影するのですが、うまく作れませんでした。ご容赦ください。

顔の横にある黒い板で両耳を固定して、頭がずれないようにします。

耳と目の下を結んだ線が床に平行になるようにして、毎回撮影します。

頭の角度、X線と頭とX線フィルム(もしくはイメージングプレートなど)の距離を毎回同じにしています。

できたレントゲンは実物の1.1倍の大きさになります。

このように毎回同じ撮り方でレントゲンを撮ると、

・成長によるあごの大きさの変化
・治療前後の歯の位置の違い
・他の人との比較
など、色々なことを見ることができます。

治療前と治療後