本日手元に届いたスポーツ歯学という雑誌から、
「咬合状態と転倒事故経験の関連性に関する調査研究」という論文に、
一般の成人に対し、「奥歯でしっかり噛めますか」という質問を行い、「はい」と「いいえ」と答えた人たちを比較すると、「はい」と答えた人は転倒事故が少ない傾向にあったということが書いてありました。
噛めることは体の機能に対して重要な働きをしており、高齢者で歯がなくなって噛めなくなると体のバランスが低下するということや、歯がない人に入れ歯を入れると歩くスピードが早くなりや歩幅が広くなるという報告もあります。
年をとってからもよく噛めるようにすることがいかに重要かを再認識させられました。