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2015.06.22

日本スポーツ歯科医学会学術大会に行ってきました

20日、21日の2日間、日本スポーツ歯科医学会の学術大会に参加するため、新潟に行ってきました。

 

陸の孤島、宮崎から、飛行機と上越新幹線で約5時間、初新潟でした。

 

新潟は前日に入梅したとのことでしたが、天候は2日とも晴れでした。

 

会場は日本歯科大学、新潟生命歯学部キャンパス、駅から10分ほど歩いたところにありました。

 

マウスガードに関する講演や発表がもちろん一番多かったのですが、スポーツという枠組みではなく、運動と発育、健康増進、維持、老化予防に歯科を絡める講演が聴くことができ、行った甲斐がありました。

2015.05.13

文部科学省設置法の一部を改正する法律案可決成立 スポーツ庁誕生へ

文部科学省設置法の一部を改正する法律案が参院で可決され、成立しました。

 

これに伴い、スポーツ庁が誕生します。

今後どのようにスポーツが発展していくのか、楽しみです。

うまく機能してくれるといいのですが、ただできただけとならないことを祈っています。

2014.07.08

脳震盪

朝日新聞電子版の記事から、

脳振盪、甘く見ないで 2度目のショックで死亡例も

 

スポーツをしていて起こす脳振盪(のうしんとう)を甘く見てはいけない。軽い症状だと思って練習を再開すると、頭の中の軽い出血を見逃して、2度目の小さなショックで死に至るケースがある。「セカンドインパクト症候群」などと呼ばれ、医学界は注意を促すとともに現場向けガイドラインの作成を急いでいる。事故が多くなるのは合宿などで厳しい練習をする夏場。現場もいざというときの対応を知っておきたい。

高校1年生だった柔道の女子選手が2002年、夏合宿中に背中から落ち、意識を失って病院に運ばれた。頭蓋(ずがい)骨の内部で出血する急性硬膜下血腫と分かり緊急手術をしたが、寝たきりの状態に。11年後、亡くなった。

「セカンドインパクト症候群」の例だ。この時は背中を打っただけだが、実は数日前に頭を打って頭痛が残り、脳振盪や軽い内出血の疑いがあった。「最終日だから」と練習に誘われ、重大な事故になった。神奈川県立足柄上病院の野地雅人医師によると、転倒して頭を打ったバレーボールやラグビー、柔道の選手など、わかっているだけでも10人ほど同じような事故例があるという。脳の腫れも起きる。

 

ラグビー、ボクシング、アメリカンフットボールなどでマウスガードをつける理由のひとつが脳震盪の予防、特にセカンドインパクトによる死亡をふせぐことです。

 

脳震盪を起こしたり、口をけがする可能性のあるスポーツは多いのですが、日本ではマウスガードを装着しているスポーツ選手は少なく、口の怪我が多いにもかかわらずマウスガードを禁止しているスポーツもあるほどです。

 

指導者の意識が変わってくれればと思います。

2014.06.24

スポーツデンティスト養成講習会

昨年から、日本体育協会が認定するスポーツデンティストという資格取得のための講習会が始まりました。

初年度は受講者50名に対し、応募者が600名以上に上ったため、門前払いされてしまいました。

今年も受講申請を行ったところ、受講内定の通知が届きました。

 

ほっとしました

けれど、今年と来年で計4回、それぞれ2日づつ東京で講習会。

 

しっかり、勉強してきます。

2013.12.17

スポーツデンティスト

朝日の記事から

 

学校で歯が折れ障害、年100人 スポーツ歯科医育成へ

 【武田耕太】小中高校の部活動などで、歯を失うなどの事故が絶えないことから、日本体育協会と日本歯科医師会が、スポーツ歯科の専門医の育成に乗り出した。年間100人ほどの子どもに重い後遺症があり、事故の防止対策を急ぐ。

 専門医「スポーツデンティスト」は2年後に認定される予定。将来的には全国に配置する。すでに約70人がスポーツ歯学やマウスガード(マウスピース)の作製法などを学び始めた。

 日本スポーツ振興センターによると、学校で歯が3本以上欠けるなどして障害見舞金が支払われたのは、2007~11年度に534人。07年度は127人で、11年度が93人と減少傾向だが、学校で起きた障害で歯の占める割合は毎年25%前後でほぼ変わらない。

 歯の障害は年齢とともに増え、11年度は小学生18人、中学生18人、高校など57人。小学生では休憩時間中が多いが、高校生では部活動の事故が6割以上を占めるとの報告もある。

 歯が損傷しても歯根が残り、細胞が生きている30分以内なら元に戻せる可能性があるが、よく知られていない。海外では、事故防止用にマウスガードの着用が広がっている。日本スポーツ歯科医学会の安井利一理事長は「歯を失うと食事や会話、顔の表情にも影響があり、精神的なダメージも大きい。一人でも減らしたい」と話す。

私もスポーツ歯科医の初年度の申請をしましたが、初年度は50名程度の定員に対し、500名以上の応募があったようで、書類審査で落ちました。書類審査には今までのスポーツ歯科の活動経歴などを記載する事項があり、かなり経歴や経験のある人から優先的に選考したものと思われます。

 

ですので、マウスガードの製作方法はもうすでに知っている人たちばかりだと思うのですが。

2013.10.14

スポーツメディカルチェック

今日は体育の日。

今年も国体参加選手のメディカルチェックに行ってきました。

歯科は毎年歯科検診と咬合力測定を行っています。

しっかりとフィードバックして,来年の競技成績向上に役立てればと思います。

2013.06.17

宮崎県体育協会認定アスレティックトレーナー養成講習会

昨日の午前中は宮崎県体育協会認定アスレティックトレーナー養成講習会に講師として参加しました。

 

宮崎県体育協会が認定するアスレティックトレーナーになるためには、年5回の講習を受けたあと学科と実技試験に合格する必要があり、かなりの難関です。

 

学科にはスポーツに関する医学的知識が組み込まれ、その中には歯科も含まれています。

 

歯科の講義は30分なので、アスレティックトレーナーに知っておいてほしい基礎的なスポーツ歯科的な講義を行いました。

 

昨年はかなりの狭き門でしたが、今年はすべての受講生が合格してもらえればと思います。

2013.02.04

ジャイアンツ歯科健診

昨日、宮崎県歯科医師会からの派遣でジャイアンツの歯科健診に行ってきました。

昨年に続き2度目。

今年は1軍選手も参加されました。

 

朝から北九州市で九州矯正歯科学会に参加し、帰ってきてすぐに青島へ直行。

少し疲れました。

2013.02.02

スポーツ歯科強化月間?

私事ですが、

本日宮崎ローカルのラジオ、MRT宮崎放送で14:30から10分間「スポーツと歯科との関係」という内容で話をします。

 

現在宮崎ではキャンプが行われていて、それに合わせ明日からジャイアンツのキャンプへ行き、選手の口の中の健診を行う予定です。

 

昨年は16名でしたが、現在で約30名の希望があるそうです。

データ解析には1週間しかもらってないので、来週は・・・

きついです。

2012.02.27

口腔内診査データの説明とスポーツ歯科の講演

先日の診査データ処理を行い、データの説明に先ほど行ってきました。

 

18人分の口腔内、オクルーザー、重心動揺のデータとなるとかなり膨大で、時間の関係上今回のデータ開示は各個人のものにとどまりました。

 

選手一人一人にデータの説明を行い、最後に2軍の選手、育成選手、コーチを対象にスポーツと歯科に関する講演を行いました。

 

次の仕事は、18人の集団としてのデータ解析と、2軍、育成選手に書いてもらったアンケートの集計です。

 

いつ終わるかな

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